BASARA3もまだプレイしていない武将がいるにも関わらず(政宗様だけ全ルート制覇で、レベルMAXです笑)、先日買ってしまいました・・・。
PSP版「BASARA 英雄外伝」を・・・。
敵将が少ない代わりに、時間やコストなど結構制限があって、“究極”でプレイするとすぐ、政宗様が死んでしまいます・・・。ごめん。
レベルもあんまり上げられないなんて-!!
なんか、シナリオもサクサク進んでちょっと物足りないよぅ。
相方と通信プレイで伊達主従で出陣しても、すぐどっちもが死にそうになり、お互いに「ごめん!!政宗様(小十郎)死んだ!!」と退却→リトライ。
プレイ中の武将達の科白を楽しむ余裕がない・・・。
ムービーも少ないし。
でも、OPが格好いいので許します(笑)。
まめ様、12月に新しいモンハン出たら、一緒に狩ろうね-!!
私のPSPは黒ですー(メッチャ指紋がつく笑)!!
というわけで、奥州雑記の続きを。
白石、鬼小十郎祭のメインイベント、「片倉軍VS真田軍決戦・大阪夏の陣-道明寺の戦い-」です!
道明寺の戦いとは、大阪の役と呼ばれる徳川軍VS豊臣軍の戦いの内、夏の陣にて合戦されました。
冬の陣後の和議にて大阪城の内・外堀を埋められた豊臣方は、城より出ての合戦となってしまいました。
慶長20年(1615)5月6日、前半戦は大和口にて合戦。
豊臣軍:前衛(後藤又兵衛・薄田 兼相・明石 全登他)・後衛(真田幸村・毛利勝永・渡辺糺他)計17600
徳川軍:先鋒(主将水野勝成)・二番手(主将本多忠政)・三番手(主将松平忠明)・四番手(主将伊達政宗)計22600
この時点で、兵力差は歴然です。
また、運悪くこの日は濃霧が発生し、豊臣軍は後続隊や後衛の到着が遅れてしまいました。
前衛の後藤隊は、ほぼ単独で小松山に布陣し、徳川軍を迎撃。
猛攻を掛けますが、主将の後藤又兵衛が伊達隊片倉重長率いる鉄砲隊にて討ち死にします。
後衛の幸村は、濃霧のため後詰めが遅れ、同じく遅れた毛利隊と壊滅した後藤隊他前衛を収容し、誉田まで退却し、再布陣。
そこで後半戦(誉田の戦い)が開戦します。
再布陣した真田隊は、毛利隊に後詰めを任せ、渡辺隊と合流し迎撃開始。
伊達隊は、自慢の伊達騎馬鉄砲隊を左右二軍に繰り出し、猛追をかけます。
対する真田隊も、左右には同じく鉄砲隊を、正面には兵を伏せ引き込んでからの一斉攻撃と両軍入り乱れての乱戦となりました。
最終的には、真田隊が伊達隊を一旦道明寺まで押し返し、自軍は藤井寺まで後退。
毛利隊と合流した後は、双方にらみ合いが続きましたが、豊臣軍は、大阪城より退却命令が出て、真田隊を殿に撤退。
同じく徳川軍も、兵の疲労を理由に追撃を止めました。
鬼小十郎祭は、この道明寺の戦いの後半戦を演じています。

エキストラ、何と70名による戦国合戦絵巻の始まりです!
赤ぞなえの真田隊に、黒おどしの伊達隊。
めっちゃ良いお天気でしたので、黒の伊達隊はとっても暑そうでした。

伊達鉄砲隊の演武あり、
(地元の火縄銃鉄砲協会?の演武でした)

伊達弓隊の演武あり、
(地元、女子高校生弓道部の演武、全員的中!)

猿飛佐助率いる真田忍者隊のパフォーマンスあり、
(地元、男子高校生体操部+体操教室のちびっ子達、バク転やらバク宙やら格好良かったです)


白石城の三階櫓からは、なんと忍者が降りてきます。
(地元、消防署のレスキュー隊の有志の皆様。)

各武将の個人合戦シーンありと盛りだくさん!

史実の道明寺の戦いは、前述の様に2合戦ありましたから、両軍入り乱れての合戦は二回ありました。
合戦シーンだけでなく、史実に基づいたほろりとさせる物語も盛り込まれています。
敗戦が濃厚となった豊臣方、幸村は長男大助は共に討ち死にする覚悟とはいえ、まだ幼い子ども達を落ち延びさせます。
合戦し、互いの武勇と知勇を認め合った幸村は、子ども達を伊達軍の片倉重長に託すのです。
三女阿梅・次男の大八(真田守信)達は無事に落ち延び、片倉重長夫妻の保護の元、大切に養育されました。
阿梅は、その後、妻を亡くした片倉重長の後添えになりました。
次男大八は、片倉守信として元服し以降、公式に残る信繁唯一の家系・仙台真田家として現在も続く事となります。
ちなみに、片倉姓から真田姓に復したのは守信の子・辰信の代です。

涙、涙の子ども達の引き渡し。

後に、重長の妻となった阿梅は、片倉家と真田家の橋渡しとなったのでした。


双方、勝ち鬨を上げて、幕でございました。
お祭りの後は、各出演者や武将隊との記念撮影ができ、どの武将達も皆様とってもフレンドリー。
気さくに記念撮影に応じて下さいます。
白石のみんなで力を合わせてワイワイお祭りを盛り上げて、何だか学園祭みたいなとても温かいお祭りでした。

メインキャストの記念撮影。
真田幸村、阿梅の方ともう一人は誰だっけ?、片倉重長。
真ん中で、BASARA小十郎のコスプレをしてらっしゃるのは、鬼小十郎祭の実行委員長。
〆の挨拶で、とってもにこやかに「観光客の皆さん!しっかりたっぷり白石にお金を落としていって下さい!」と高らかに言われたのが、なんかいいなぁと思いました。
地元の方々の尽力や厚い思いで開催されている鬼小十郎祭。
本当にあったかいお祭りで、とっても楽しかったです。
武将達と戯れたひとときは、最高でした!
来年も機会があったら、是非、訪れたいと思います。
参考
写真:2010年10月2日 宮城県、白石にて
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