2013.09.11

お茶のお稽古 九回目・十回目 ※11回目はハンガリー行っててお休み

スイス記事もさりながら、結構お稽古備忘録も滞ってますな・・・。
先日、結婚が決まった友人と会い、おススメ海外を聞かれてハンガリーと答えたところ、
「じゃあ、判断材料にするから、早く旅行記書いて。式までに。」と言われて、さらに自分の首がしまった感じがします(笑)。ヤバい。

《お稽古の内容》
棚点前(丸卓まるじょく)
※11回目のみ、葉蓋のお稽古だったそうですが、ハンガリー行ってて参加できず。

棚点前(丸卓):二段の棚。丸い。

1、準備
水屋での準備をしておく※風炉点前参照
丸卓に、棗を天板(一番上)の真ん中に、水指は地板(下段)に飾っておく
水次を用意し、茶巾を蓋上にのせておく※水次は取っ手が上に無く、蓋は平らの陶器

※お菓子は先にお正客前へ運んでおくこと、帛紗は腰

2、棚出前(丸卓)
お茶碗を建付け側におき、主客総礼

右足から入り、棚の正面へ。右手→左手の二手で勝手付きに仮置き

そのまま天板の棗を右手で半月に取り、棚正面右寄りへ置く

勝手付きに仮置きしたお茶碗を、左手手前→右手真ん中→左手真ん中と三手で扱い、棗左側へ置き合わせる
※棗とお茶碗の間が畳目4つくらい

建水を持ち、点前座正面へ進み、左膝横手なりに建水を置く

そのまま柄杓を持ち、鏡柄杓。建水の中の蓋置を敷板(風炉の下に引いているの)の左角に置く

柄杓を上から右手で持ち直し、蓋置きの上に合をのせる。

建水を引いて、居住まいを正す

右手で茶碗の右手前を取り、左手で茶碗を扱い左横を持ち、右手で右横を持ち替え、膝前中央前に置く

棗を取り(半月に持つ)、茶碗と膝の間に置く

腰より帛紗を取って、捌き、棗を清める※清め方は前回参照

棗を水指の前左寄り茶碗のあった処へ置く

帛紗を捌き直して、茶杓を清め、櫂先を上にして棗の上に置く。※この時、茶杓は風炉に少し近づけぎみ。

茶筅を茶碗から出して、棗の右側に置き合わせる

茶碗を少し手前に寄せる※茶杓を清めた帛紗は左手に握っておく

帛紗を左手の人差し指と中指の間にはさみ、柄杓を構える

帛紗で釜の蓋を取り、蓋置きの上に置き、 帛紗を建水のうしろに置く

茶巾を茶碗から取り出し、蓋の上に手なりに置く※柄杓は構えたまま

柄杓を持ち直し、湯を汲み、茶碗に入れ、置き柄杓

右手で茶筅を取り、茶筅通しをして、茶筅を棗の横の元の位置に置き、茶碗の右手→左手へ湯を建水にあける

蓋の上から茶巾を取り、茶碗に入れて、茶巾で茶碗を清める

茶碗を置いてから、茶巾を取り出し釜の蓋の上に置く

右手で茶杓を取り左手を畳に軽くおき、お菓子をすすめる

左手で棗を取り、茶杓を握りこんで右手で蓋を取って、蓋を右膝頭に置き、茶杓を持ち替えて茶を二杓ほどすくい、茶碗に入れ、茶杓を茶碗の縁で軽く打って払う。蓋をし棗と茶杓を元の位置へ戻す
※茶を入れるとき、棗をお茶碗の左側にかかるように。

右手で水指の蓋の摘みを取り、左手で横に持ち、右手で左手の上を持ち替え(30度位の位置)、摘みが右横になるようにして、水指の左横に置く※三手で扱う

指を揃えて柄を滑らせ柄杓を持ち、湯を汲んで、お茶碗に適量注ぐ。残りを釜に返し、切り柄杓。

お茶を点てる

茶碗を右手で取り左掌にのせ、茶碗の正面を客のほうへ回して畳の縁外へ出す

「お点前頂戴致します」の挨拶をうける

客が一口飲んだ時点で、帛紗を右手で取り、左手に打ちかえして腰につける

戻ってきた茶碗を右手で取り、左手で扱って、右手で膝前に置き、湯を汲み、茶碗に入れ、置き柄杓

湯を建水に捨て、客から「どうぞ、おしまい下さい」の挨拶をうける

両手をついて「おしまいにさせて頂きます」の礼をする

取り柄杓をして水を汲み茶碗に入れ、柄杓を釜にあずけ、引き柄杓

終いの茶筅通しをし建水に水を捨て、茶碗を持ったまま、右手で茶巾を取って、茶碗に入れる

茶碗を置き、茶筅を取り、茶碗にとじ目を上にして戻し、右手で茶杓を取り、左手で建水を引く

茶杓を持ったまま帛紗を捌き、茶杓を清めて、茶碗の上にふせる

帛紗を左手でにぎりこんだまま、右手で茶碗の右横を持ち、少し左のほうに寄せ、棗を茶碗の右横に置き合わせる※中じまい

帛紗の茶粉を建水の上で二度払い、腰につける

取り柄杓をし、水差しから水を汲み、釜にいれ、再度柄杓を釜に入れ、湯をたっぷり汲み、湯返しをする。

鏡柄杓をして、向こうを切って釜の蓋をし、柄杓を蓋置に置く

水指の蓋を右手で取り、左手で蓋の左横を持ち、蓋のつまみを右手で持って閉める※三手で扱う

※ここで拝見の「お棗、お茶杓拝見を」の挨拶を受ける。今回のお稽古では無し。

柄杓を右手で取り、合をふせて、柄杓をひっかけるように斜めに天板に飾る
※点前4分の1、向こう3分の1

蓋置きを右手で取り、左手で一度扱って、天板の上手前(柄杓の合の左下)に飾る

茶碗を右一手で勝手付に割りつける

※棗と茶杓を拝見に出すときは、ここで出す

建水を水屋に引いて、お茶碗を水屋にひく

水屋から水次をもってくる。左手で取っ手を持ち、右手で注ぎ口の下の方を指でそろえてもち、棚正面へ

水指の蓋を右手つまんで→左手で持ち替え、水指の左へ立てかける
※二手であける。この時、水指の上で行う。水指は棚から出さない

水次の注ぎ口に茶巾をあてて、水指に水を入れ、注ぎ口を茶巾で拭ってから蓋に返す

水指の蓋を、左手→右手の二手で閉めて、水次を水屋に持って帰る

※拝見をしていたら、ここらあたりで拝見物が返ってきてる→問答→茶杓は水指の蓋の上に置いておく

棗を右手で取って、左手に乗せ、棗を天板にのせる(柄杓の右上)
※天板の上で、蓋置・柄杓・棗で上から見ると逆%みたいになる

茶杓をもって、建付け側に置き、主客総礼

《お菓子・お花・その他》
9回目
主菓子:清涼
干菓子:無し

10回目
主菓子:夏小石
干菓子:無し

お花
9回目:捩花

10回目:常夏(撫子)

《反省点・宿題》

1、結局、葉蓋のお点前をしたことがないけれど、このまま続けたらいつかできるかな~?

2、中じまい、本じまいがうまく区別がつかないよ~。

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2013.08.29

お茶のお稽古 六回目・七回目・八回目

ちょっとお稽古備忘録が空いてしまいましたね・・・。

このお稽古から、お稽古場には風炉が入りました。
しかし、お部屋に二つも火が入ると暑いよー!!
皆、ひざ裏が痒い、太ももの後ろが引っ付く・・・、足袋・靴下が暑い!ともじもじ。
先生は、「今度、心頭滅却!て御軸を掛けようか?」と笑っておられます。
そんな先生は、汗一つかかず、単衣→夏の着物で涼しげ~。

そして、このお稽古から、お点前中に問答が始まりました。
覚えやすい言葉に飛びつくせいで、塗りは「宗哲」ばっかり、茶杓の作は「淡淡斎」ばっかり。
茶杓の銘(※名前をその季節に合ったのをつけてよい)では、必ず固まる。
とうとう先生に、「宗哲と淡淡斎、禁止!」令が(笑)。

また、普段使わないような、言い回しや言葉で、お教室内いたるところで武士誕生。
「~でございます」→「~ござる」
「おしまいに致します」→「おしまいに致す」など。
先生に「ほら、また!武士がいるわよ~!武将が出たわよ~(笑)!」と言われる。
7畳一間で、戦国武将が乱立したのでした。

《今日のお稽古の内容》
風炉手前
※風炉とは、夏を中心に5月初めごろから10月末ごろまで用いる炉のこと。
問答練習


1、水屋で準備
棗:中心が山になるように、抹茶を盛る。※しかし、これが出来ないの・・・
お茶碗:茶巾・茶筅を仕組み、茶杓を乗せる
建水:中に蓋置(風炉なので、竹)、柄杓を伏せ掛けておく
水差し:八分目くらいまで、お水を入れる

※お菓子は先にお正客前へ運んでおくこと

2、風炉点前
水指を建付けに置き、襖を開けて主客総礼

指を揃えて、両手で水差しの下の方を持ち、心持大木を抱くように抱えて、右足から入る

水差しを風炉の右横に置く。蓋の取っ手が、風炉の環付と平行になる位置へ

棗を右手、茶碗を左手に持ち、帯前に双方が来るように持って、右足から入る

水差し正面へ、棗と茶碗を置き合わせる

建水を左手に持ち、親指を建水の下の方に入れて手なりに持って、右足から入る

畳み中央まで進み、建水を左膝横に置く

置いたその手で柄杓の節の下を持ち、右手を添えて持ち直し、かまえる。※鏡柄杓

右手で建水の中の蓋置を取り、柄杓の内側(袖の下)を通り、蓋置を取り出し、
敷板(風炉の下に引いているの)の左角に置く

柄杓を上から右手で持ち直し、蓋置きの上に合をのせる。※この時、左ひざ前に柄がくるように

左手で建水を膝前の線まで進め、居ずまいを正す

右手で茶碗の右手前を取り、左手で茶碗を扱い左横を持ち、右手で右横を持ち替え、膝前中央前に置く

棗を取り(半月に持つ)、茶碗と膝の間に置く

腰より帛紗を取って、捌き、棗を清める※清め方は前回参照

棗を水指の前左寄り茶碗のあった処へ置く

帛紗を捌き直して、茶杓を清め、櫂先を上にして棗の上に置く。※この時、茶杓は風炉に少し近づけぎみ。

茶筅を茶碗から出して、棗の右側に置き合わせる

茶碗を少し手前に寄せる※茶杓を清めた帛紗は左手に握っておく

帛紗を左手の人差し指と中指の間にはさみ、柄杓を構える

帛紗で釜の蓋を取り、蓋置きの上に置き、 帛紗を建水のうしろに置く

茶巾を茶碗から取り出し、蓋の上に手なりに置く※柄杓は構えたまま

柄杓を持ち直し、湯を汲み、茶碗に入れ、置き柄杓

右手で茶筅を取り、茶筅通しをして、茶筅を棗の横の元の位置に置き、茶碗の右手→左手へ湯を建水にあける

蓋の上から茶巾を取り、茶碗に入れて、茶巾で茶碗を清める

茶碗を置いてから、茶巾を取り出し釜の蓋の上に置く

右手で茶杓を取り左手を畳に軽くおき、お菓子をすすめる

左手で棗を取り、茶杓を握りこんで右手で蓋を取って、蓋を右膝頭に置き、茶杓を持ち替えて茶を二杓ほどすくい、茶碗に入れ、茶杓を茶碗の縁で軽く打って払う。蓋をし棗と茶杓を元の位置へ戻す
※茶を入れるとき、棗をお茶碗の左側にかかるように。

右手で水指の蓋の摘みを取り、左手で横に持ち、右手で左手の上を持ち替え(30度位の位置)、摘みが右横になるようにして、水指の左横に置く※三手で扱う

指を揃えて柄を滑らせ柄杓を持ち、湯を汲んで、お茶碗に適量注ぐ。残りを釜に返し、切り柄杓。

お茶を点てる

茶碗を右手で取り左掌にのせ、茶碗の正面を客のほうへ回して畳の縁外へ出す

「お点前頂戴致します」の挨拶をうける

客が一口飲んだ時点で、帛紗を右手で取り、左手に打ちかえして腰につける

戻ってきた茶碗を右手で取り、左手で扱って、右手で膝前に置き、湯を汲み、茶碗に入れ、置き柄杓

湯を建水に捨て、客から「どうぞ、おしまい下さい」の挨拶をうける

両手をついて「おしまいにさせて頂きます」の礼をする

取り柄杓をして水を汲み茶碗に入れ、柄杓を釜にあずけ、引き柄杓

終いの茶筅通しをし建水に水を捨て、茶碗を持ったまま、右手で茶巾を取って、茶碗に入れる

茶碗を置き、茶筅を取り、茶碗にとじ目を上にして戻し、右手で茶杓を取り、左手で建水を引く

茶杓を持ったまま帛紗を捌き、茶杓を清めて、茶碗の上にふせる

帛紗を左手でにぎりこんだまま、右手で茶碗の右横に持ち、少し左のほうに寄せ、棗を茶碗の右横に置き合わせる※中じまい

帛紗の茶粉を建水の上で二度払い、腰につける

取り柄杓をし、水差しから水を汲み、釜にいれる

鏡柄杓をして、向こうを切って釜の蓋をし、柄杓を蓋置に置く

水指の蓋を右手で取り、左手で蓋の左横を持ち、蓋のつまみを右手で持って閉める※三手で扱う

「お棗、お茶杓拝見を」の挨拶を受ける

蓋置を右手で取り左手で持ち替え、建水にたたみ、蓋置を右手で取り左手で持ち替え、建水のうしろに置く

右一手で茶碗を勝手付きに割り付ける

棗を取り左手にのせ、客付きに回り、棗を膝前に置き、帛紗を捌いて清め、蓋裏をしらべ、蓋を膝前に置き、棗の口を向こう、手前と帛紗で清める。

帛紗を握りこみ蓋を閉め、帛紗を膝前に置き棗の正面に回して右手で拝見に出す

帛紗を腰につけ、点前座正面に戻り、茶碗の上の茶杓を右手で取り、左手に持たせ、客付きに回り、右手でまわしこんで棗の右に縦に置き合わせて、拝見に出す

点前座正面に戻り、柄杓を左手で取り右手で節あたり横一文字に持ち、柄杓を握りこんだまま、左手で蓋置を取り右手の親指、人差指、中指の三本で持たせる

下座に一膝切って、建水を左手で持ち、左足から立って左回りに左足から水屋へ下がる

茶碗を右手で取り、左掌にのせ、左足から立って右回りに左足から水屋に下がる

水指正面に坐り、水指を引き、左足から立って右回りに左足から水屋に下がる

拝見物が返ってきたら、「棗のお形は?」「お塗りは?」「茶杓のお作は?」「ご名は?」などの問いに答える

右手は棗を取り左掌にのせて、右手で茶杓を取り下がる。棗を身体側、茶杓を建付側に置き、主客総礼

《お菓子・お花・その他》
6回目
主菓子:青紅葉
干菓子:無し

7回目
主菓子:無し
干菓子:すはまだんご

8回目
主菓子:鉄線
干菓子:チョコレート(先生のお土産)

お花
6回目:山紫陽花

7回目:令法(りょうぶ)

8回目:紫蘭

《反省点・宿題》
1、お点前の手順を追うのに必死!問答の余裕がございませぬ・・・。

2、柄杓の練習をしなくては。しかし、どこで買えるのか?


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2013.06.20

お茶のお稽古 五回目

色々難儀なんで、気分転換。あ~、ほんまにもうって感じ。

というわけで・・・・。↓は逃避かもね(笑)


お茶を始めましたと申しましたところ、なんと!!
いつも大変お世話になっております、しぇる様にお茶箱をお譲り頂きましたのです。
何て光栄なことでしょう!お稽古の励みになります。
しかも、お茶の大先輩がお使いになっていたお道具なんて、何の価値にも代えがたい!!
そばにいてくれるお道具が、どれほど心強いことでしょう。
しぇる様は相方の大学の先輩でもございます。しかも、同郷。
あの日、御所の桜の下でのご縁は、きっと、ずっと以前から約束されておりましたのかしらと。うふふ。

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「唐花双鳥文長班錦」の仕覆に包まれましたお道具たち。
↑これって正倉院文様ですよね??

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丸いお盆を買ってこなきゃ!

そういえば、茶杓に銘をつけることが出来ますそうで。
頂きました茶杓、何かよろしきご銘はございませんものか・・・。
果報者、初心、道の友、花の縁、いや、花の宴(笑)?

しぇる様、本当に有難うございました。
大切に、そして、しっかりお道具こき使って参ります!!

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そして、数寄屋袋を買わねばねと考えておりましたら、こんな素敵な袋を頂きました!

お義母さんご友人お手製。
多分帯地だと思うのですが・・・。

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懐紙袋もお扇子も、紙小茶巾も全部イン!
これで、あれ?どこ行った?なんて迷わない!
口がマジックテープなんで、出し入れも楽々~。

お義母さん!有難うございます!
さっそくお稽古のお供をしてもらっております。
どうぞ、是非とも宜しくお伝え下さいまし。


《今日のお稽古の内容》
盆略手前のおさらい
水差し・建水・柄杓の運び方
風炉の柄杓の扱い

1、盆略手前おさらい
※前回参照

2、風炉のお点前準備:水差しを運ぶ

水差しを建付けに置いて、主客総礼

両手で水差しの下の方を持ち、少し前傾け、手は大木を抱くようにもって、右足から入る

水差しは、風炉の右横、環付と蓋のつまみが平行にする

※この後、お茶碗と棗を持って席入りだが、今回はお茶を点てなかったので省略。


3、風炉のお点前準備:建水を運ぶ
※建水の中に蓋置を入れ、柄杓を建水の淵に掛け(柄杓は伏せる)準備しておく。
左手で建水をもって(柄杓の柄より内側に指が来る)、右足から席入り。
この時、膝横上あたりに手が来るように。

風炉の正面に座り、建水を左膝の横に置く。

4、お湯を汲む
柄の先から柄を上げつつ、指を揃えた手を節まで進める
※親指は手なりに節に行くまでに柄を挟み込むようにする

釜のお湯を汲む
※点前のシュチュエーションによって、柄杓の具合が変わってくる


5、柄杓の扱い:置き柄杓
※茶筅通し・茶碗をすすぐためにお湯をくんだ後に行う
柄杓の合(ごう、底のこと)を釜の口にのせる

親指を柄杓の柄の下にくぐらせて、節の上に持ってくる

同時に人差し指は節の下へ

親指と人差し指で節下あたりをつまむようにして、柄を釜の口に預ける

6、柄杓の扱い:切り柄杓
※お茶を点てるためにお湯をくんだ後のみ!
お湯をくみ、お茶碗へお湯を注ぐ(大体、柄杓の半分程度)、残りのお湯は釜へ戻す
お湯を釜へ戻す際は、柄杓を釜の中へこぽっと入れない

柄杓の合を釜の口に乗せる

親指と人差し指がほぼ直角になるよう指を揃えて伸ばす

柄杓の柄を親指で挟み支えながら、釜の口に預ける
※さっとキレよく預ける。良いお茶を点てるよ!という心意気で!


7、柄杓の扱い:引き柄杓
※水差しから水を汲んで、釜に柄杓を戻す時のみ!自分の使った分の水分量を足すということ。
柄杓の合を釜の口にのせる

右手を少し引いて(私の手はデカいので、引かずともよかった笑)、親指を柄の先の下にくぐらせる

親指を他の指と揃えて、柄の端まで引いて、親指と人差し指で輪を作る

輪のまま、柄を釜の口に預ける

8、柄杓の扱い:取り柄杓
※水差しから水をくみ、釜の中へお水を入れたり、風炉手前で終いの茶筅通しする時など、基本的に水を汲むときの動作。
柄杓の柄を掌から柄が出ないように上から掴み、釜の口から取る

持ち上げて(この時は柄杓の合は最後に上がるように)、自身の帯に横一文字になるようにかまえ、左手で節あたりで受け持ち直す

右手は柄の切り止めまで添いながら引き、柄の先へ行き、柄の下をくぐらせて右手で柄杓を持ち直す

《お菓子・お花・その他》
主菓子:牡丹
干菓子:無し


お花
アヤメ


《反省点・宿題》
1、柄杓の扱いが微妙。これは練習あるのみですな。しかし、柄杓はどこで買えるのか??

2、この日は6月5日、栄西禅師が入滅されたこの日、建仁寺さんの法堂(はっとう)で法要が営まれました。
知識としては知っていましたが、茶道の世界ではこういった行事ごとがあるのかと思い知りました。
茶道教授の先生方は、朝からバタバタやったみたいです。

3、御軸が山口誓子でした。読めてよかった。お花もアヤメとわかり大正解。
先生が謎掛けた伊勢物語在原業平の杜若の和歌もすぐ言えたし。
高校時代の小原流(お金でお免状買ったようなもんですが笑、本科免状頂いてます)、大学時代の国文科の知識が時々役に立ってます。
更に茶道に関わる文学が気になり、いよいよ復習もかねて勉強しなくては。

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2013.05.16

お茶のお稽古 三回目・四回目

ゴールデンウィークを挟んで、3回目と4回目は盆略手前でした。
3回目で手順を習い、4回目でいったん通しでやってみる。

そして、3回目のお稽古が終了したその週末の去る4月25日に、
外付け胃袋様とN子さんとで御所の出水の小川でお花見。
また、しぇる様に大変光栄なことに、茶箱をお譲り頂きましたので、
早速お茶碗とお棗、お茶杓、自前の茶筅をそっと持参し、初野点してみる。
外付け胃袋様とN子さんお二人のお母様はお茶をなされます。
そんな舌の肥えた2人に、「だま、残ってませんか!!」という超初心者レベルの私の練習台になってもらいました・・・。
酷い・・・。ごめんなさいです・・・。

そして、偶々京都に来ていたナオヤも無理やり御所に呼びつけ、合流。
自転車でのどが渇いているはずの相手に、ポカリではなく、お薄を飲ませる・・・。
ご、ごめんね・・・。

とにかく数をこなして、お薄を立てる練習。
しかし、私はカフェイン摂取量限界が人より少なく、お薄は2回までなの・・・。
相方はもちろん胃の問題で、NG。

しばらくいろんな人に飲んでもらって、腕を上げねばならぬ!

というわけで、家族・友人達みんな、練習台、お願い申し上げます。
そして、絶対確実に、家族の次に飲む回数が多くなるであろうナオヤ・・・。
実家から、ナオヤの店近いからさ~。
店に抹茶茶わんもって行くか、ナオヤが家に出退勤ごとに寄ってくれ(笑)!
美味しい生菓子や干菓子用意するから!ごめん!よろしく!!

《今日のお稽古の内容》
盆略手前

1、お点前準備
お茶碗に福だめが手前にくるように茶巾を入れ、
結び目を上にした茶筅をのせ、茶杓を茶碗の右側に橋かけて置く。
その時、茶杓の面を伏せておく。
お盆の上に仕組んだ茶碗を置き、茶碗のすぐ上に棗を置く。お盆は継ぎ目が腹側に。
※今回、鉄瓶やお菓子は既に茶室にセット。


2、盆略手前開始
盆を建てつけに置き、襖を開け真のお辞儀(主客総礼)をする。

盆を鉄瓶の正面に運び、いったん退室。

建水(お湯を捨てる瀬戸物)を運ぶ。運ぶ時は左手で指かけ持ち、手を下げて膝上あたりで持ち入る。
建水を畳目数えて座った位置より、ちょっと後ろ側へ置く。

正面に置いた盆を両手で持ち、体ごと斜め45度の方向に向いて盆を置く(お客さんがわ)。

建水を膝頭まで進め(引きずらない!)、居ずまいを正す。

帛紗を捌いて棗を拭き清め、拭き終わったら棗を茶碗の左上に置く。
※帛紗捌き・棗の清め方参照。

帛紗を捌き直して、茶杓を拭き、拭き終わったら盆の右下の縁にかけておく
※茶杓の清め方参照。

右手で茶筅を取り、茶碗の右上に置く。この時、棗と茶筅の間は指4本分の間隔。

茶巾を右手で取り出して、お茶碗の右側に置く。この時、茶杓に濡れた茶巾が当たらないように!!

左手に握りこんでいた帛紗を右手に持ち直し、左手で鉄瓶の弦(つる)を取り、
右手で帛紗を返し、鉄瓶の蓋を押さえて茶碗に湯を注ぐ。

右手で、帛紗を盆の左縁にかけておく。

茶筅通しして、茶筅を右上の位置に戻す。
※茶筅通し参照

右手で茶碗を持ち、左手に持たせ、建水に湯を捨てる。
茶碗は建水の上のまま、右手で茶巾を取り、体の正面で茶巾を茶碗の正面から入れる。

茶碗を清める。
※茶碗を清める参照

拭き終わったら茶巾を入れたまま茶碗を元の位置に置き、それから右手で茶巾を取り出し右側へ。

茶杓を右手でとり、左手で「お菓子をどうぞ」の草のお辞儀をする。

左手で棗を取り、右手で茶杓を握りこんで指三本で棗の蓋を開け、
蓋は盆の右下の縁に掛ける。
茶杓を持ち直し、茶碗に2杯、抹茶を入れ、茶碗の縁で静かに茶杓を打ち茶を払う。

茶杓を握りこんで棗に蓋をし、棗、茶杓を元の位置に置く。

右手で帛紗をとり右膝へ、左手は鉄瓶を取り、帛紗で蓋を押さえ、
茶碗に湯を注ぎ、帛紗をお盆右側に置く。

右手で茶筅を取り、左手は茶碗を上から押さえるようにしてお茶をたてる。

最後に『の』の字を書き、左手を揃えて茶筅を抜き元の位置へ戻す。

茶碗を右手で取り、左手で受け2回まわし、右方向に正面を向けて縁外へだす。

主客の「お手前頂戴致します」の挨拶を受ける。

(客の所作)

茶碗が戻ったら右手に取り、左手の上に乗せ、
一旦正面を確認するようにして(ちょっと中もみる)右手で盆の上に置く。

右手で帛紗をとり、左手は鉄瓶のつるを取り、帛紗で蓋を押さえ、茶碗に湯を注ぐ。
※このお湯はすぐ捨てる。

湯を捨てるタイミング(建水にお茶碗をすてた瞬間)で、正客が「どうぞおしまいに」と言ったら、
一旦茶碗を体の左横に持ってきてから右手をちょっとつき、
茶碗を右横に取り、正面に置いてから「おしまい致します」と行?の礼。

右手で帛紗をとり、左手は鉄瓶のつるを取り、帛紗で蓋を押さえ、茶碗に湯を注ぐ。

右手で茶筅をとり、左手を茶碗に添え、茶筅通し(終わりの茶筅とおし、一回こつんが減る)をする。

右で茶碗を取り、左手に持ち替え、建水に湯を捨てる。

茶巾を右手で取り、福だめ正面で茶碗の中に入れ、茶碗を盆の上に置き、
穂先を茶巾の上に乗せるようにして茶筅を茶碗に入れる。

茶杓を右手で取り、建水を引き、帛紗を茶杓を持った右手で取り、
茶杓を持ったまま袱紗捌きして、茶杓を拭く。

茶杓をひっくり返して茶碗に置き渡し、右手で棗を元の位置に戻す。

帛紗を建水の上で二回はたき、帛紗についたお茶をはらう。

帛紗を左腰につけて、盆を両手で持ち、下座に切って体ごと正面に向け、盆を正面に置く。

建水を左で持って左立ちし、裏周りで水屋に戻る。
※汚いものを見せない。この回り方は建水下げるときだけ。

盆を持って下げ、建つけを背にして回り、盆を建てつけ側に置いて、真の礼をして襖を閉める。

《お菓子・お花・その他》
3回目
主菓子:無し
干菓子:黒糖かりんとう

4回目
主菓子:てふてふ
干菓子:無し


お花
3回目:ハナイカダ

4回目:都忘れ


《反省点・宿題》
1、薄茶のだまが何とかなくなってきた感じ。次はクリーミーさを目指して!

2、なんでか帛紗捌きがうまくいかない。どーしてー??
清めるための帛紗の上面がちっちゃくなるのよ・・・。
ぎゅっと引っ張るのが悪いのか・・・。

3、茶巾の福だめを作る時、なかなか親指が抜けず、ちょっーと不細工。
これは、どうやったら改善されるのか・・・。

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2013.04.17

お茶のお稽古 二回目

二回目はいいお天気でしたので、えいやっと着物で行ってみました。
そして、知った地獄の三時間・・・。
足袋って痛い!!!しびれるよりも先に、
こはぜが刺さる(しかも五枚こはぜ)!中心の縫目のせいで、足の甲が激痛い!!
先生から「慣れるまで痛いわよね~、今はお稽古に集中できないといけないからね。次回からたびっくす履いてらっしゃい」と言ってもらった私です・・・。
道中はたびっくすの上に足袋カバーを履いてくるとばれないそうです。


偶々、主菓子の銘がどっか行ってしまった~ということでしたので、
緑とピンクのセパレートのきんとんに、
先生から、お教室のみんなで銘をつけてみましょう!ということになったのですが・・・。

春の山、野の春(私)、里桜、桜散る、春の庭などとありきたりな銘がでつつも、
桜餅、苺まで!←この感性、私にはないから、とっても素敵なんだけど!!
「あら、桜餅なら桜餅をお出しするわよ~、イチゴってまぁ見えなくはないわねぇ!!」と先生爆笑!
先生より、「では、”名残の春”と致しましょうか」とのこと。
いや~、まだまだ、風雅の語彙力も表現力も私たちは足りませぬ・・・。

分からないところの質問は~のお声に、
皆で「わからないところがわかりません・・・」という、勉強不足な私たちなのでした。


《今日のお稽古の内容》
最初に襖開け、席入り、掛物・花入れ拝見。

1、袱紗のたたみ方おさらい
輪を右に、外へ外へと長方形に折っていく。
懐中する場合は、輪が外に。


2、袱紗を腰につけ方
懐の袱紗を右手で取り出し、左手に乗せ、一つひらいて右端を一枚右手でつまむ。
左手を離して二等辺三角形(底辺は自分の顎に向かって)に、向こうに二つ折り。
左手で鼻をつまむように持ち、右手を回して下に下げ、左手で帯へはさむ。
輪は帯締めの結び目側に。

3、袱紗捌き
左手で帯の袱紗を持ち上げ内側に折り畳み引き抜く。
上の一枚を右手で取り、左手で左手を滑らせて二等辺三角形(底辺は自分の顎に向かって)に。
左手中指以下三本を袱紗にかける(内側)。
右手肘を上げ(水平に)、左手人差し指をはずし、左手を滑らせ上げて降りてくる時に、中央で三つ折り。
三つ折り中央で袱紗を半分に折り、袱紗の上を右手人差し指で「一」書きつつさらに半分に。
右手で持って、左手を抜く。

4、棗の清め方
3で捌いた袱紗を右手に持ち、左手の指先で袱紗を突きながら右手の人差し指を挟みつつ中央で折る。
棗を左手で持って、右手人差し指を抜き、棗の蓋を「こ」の字に拭く。
袱紗を棗の中央に置き、折り目を一つ広げ、真向こうにちょっとずらし拭く(※この時は指をすべてそろえる)
親ゆびを割って、袱紗を握りこみ、右横に拭き抜く。

5、茶杓の清め方
3で捌いた袱紗の上に茶杓を置く。茶杓は上向きまっすぐ。
茶杓を袱紗で挟んで手前から向こうにまずは平らな面を拭く。
帰ってくる時に側面を拭く。
二回目は側面を拭き、櫂先(でこってなってるところ)で平らな面を拭いて、そのまま手前に戻ってくる。
三回目は、また平らな面を拭き抜く。

6、茶巾のたたみ方
茶巾を広げてぴーんと張る。上三分の1を向こうへ折る。
もう一度向こうに折る。と、三つ折り完成。
右手の肘を上げ、茶巾を縦にピーンと張る。
左手で茶巾の中央を挟み、二つ折り。
さらに二つ下におりこむ(※左親指抜かない)、最後にまた右手で三分の一を折りこむ。
「福だめ」をつぶさないように、「福だめ」手前で茶碗へ。

7、茶碗を清める
右手で茶碗内の「福だめ」を持ち、茶碗のふちへかける。
親指と人差し指で茶巾をもってお茶碗を三回半まわして清める。
茶巾を抜き取り、親指を上にして茶巾を茶碗に入れる。
茶巾の向こう三分の一を手前に折り、親指と人差し指で逆手に取る。
「い・り」と清め、親指をうえにして茶巾を茶碗に入れる。

8、茶筅通し
茶筅を起こして茶碗のふちにこつんと預ける。
この時、茶筅を人差し指と親指でつまんで、中指で茶碗ふちを抑える。他の指は中指に揃え、まっすぐ。
親指を上にして、茶筅を持ち替え、横一文字に上へあげる。
内側に回しながらこつんとおろす。
また持ち直して二回目。おんなじ動作。
茶筅を持ち直して、茶碗の中で茶筅をさらさらとすすぎ、「の」の字を書いてあげる。

9、お茶体験
お茶のたて方、運び方。
菓子鉢の持ち方、お菓子の取り方、頂き方。
お茶の頂き方。
※今回は干菓子・主菓子と二回体験、まだダメダメ。

《お菓子・お花・その他》
主菓子
銘:名残の春(七条甘春堂)※先生命名

干菓子
桜・土筆と蕨

お花
利休梅、姫しゃら


《反省点・宿題》
1、やはりうまく薄茶が立たないので、自宅で要練習。

2、着物で行くと歩幅や立つときが制限される、結構腹筋がいる。
すっと立ったり座ったりできるように、畳を歩く歩数も計算する。

3、着物は袖などの所作を気をつけねば。立居振舞が大切。
また、こまごましたものは、懐中することで手が自由になるという発見。着物って便利。
着て行ったおかげで、立ち方や歩き方、意外にしびれが来ないこと、
お茶碗の出し方の体に沿わせる意味など(袖があるからさー)がよく分かった。

4、袱紗捌き・茶巾たたみやお道具の清めが全然ダメ。
暗記というか、身に着けないと。要練習。


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2013.04.06

お茶のお稽古 初回

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4月第一週から、お茶のお稽古を始めました。
備忘録代わりに、記事をつけていこうと思います。

両親にお茶始めるわ~というと、「花嫁修業をするのかぁ、今更やけど(笑)。」といわれる。
3月中に、一回目の授業の概要が送られてきましたが、「襖の開け閉て、立居振舞、お辞儀の仕方・・・」などあって、あれ??お茶の文字がない・・・。
「お、お茶の体験は!?」と驚くと、一緒にみていた祖母は「行儀作法やからな」と笑ってる。

さて、当日~。
20代~30代の女性8人に、2人の先生がついて下さいます。
みっちり3時間、週一で半年、全部で22回です。
お天気が悪かったのと雰囲気もわからなかったので、着物で行くのをやめて、白ソックス持参。

襖の右手であけて、左手に、そして、部屋に入るときは右足からと頭で考えながら、手足がぎっちょんになる・・・。
みんな超初心者なので、まるでロボットのようにぎこちない(笑)。
足に集中したら、「握りしめないように!」とはっと気が付くと、扇子をぎゅーっと握ってます私。
でも、考えてみると、自然に流れるような所作になれば、動きに無駄がないのだなぁと得心しました。

二時間くらいで、先生が「せっかくやし、お茶しましょうか」との嬉しいお声が!
「じゃ、(お茶)立ててみて」と言われて、皆で必死に立てるも泡が立たない・・・。
先生はあっという間に立てはるのに・・。
意外に茶筅は力を入れても大丈夫だと学びました。
「茶杓もって、棗もって、蓋とって」と言われて、固まる。手は2つ・・・。
「茶杓を持ち替えて~」と教わり、はっとする。
で、飲む頃には必死で立てたお茶は冷めているのでした・・。美味しくない・・。そして、ちょっと薄かった・・。

《今日のお稽古の内容》

1、懐中するものの過不足チェック

2、お辞儀の仕方(真:ぺったり手のひらを全面つけたお辞儀・行:指の第二関節くらい・草:指先)
しかし、どのシーンで使い分けたらよいのかは次回。

3、座り方(正座)・立ち方・扇子の扱い
正座の際は、足の親指を重ねる。拳一つ分くらい膝を開ける。
手は膝の上に右手が上。
立つときは、つま先に一度体を乗せてから。

4、畳の歩き方
すり足で。へりを踏まない。

5、襖の開け閉て・部屋の入り方
入るとき:右手で引手を少し開け、下から24センチくらいに右手をかけ、そのまま体の真ん中くらいまで開ける。
今度は左手で、最後まで開ける。しまいまで閉めずに手がかりをちょっと残す。
立つときは、右足を先にし、そうすると、左足が後方にあるので、その足でまず一歩。部屋には右足で入る。

出るとき:左手で引手を少し開け、下から24センチくらいに左手をかけ、そのまま体の真ん中まで開ける。
今度は右手で最後まで開け、手がかりを残す。
立つときは、左足を先にし、そうすると、右足が後方にあるので、その足でまず一歩。部屋からは左足で出る。
左手で下から24センチのところで、手がかりを引っ張り出して、真ん中まで。
右手に持ち替えて、最後に引手に右手をかけて閉めきる。

6、袱紗のたたみ方
輪を右にして、外に外にたたんでいく。
袱紗から指を離さず、たたんだふちを滑らせる。
帯に挟む時は、まっすぐ平行に。

7、お茶体験
御軸、お花、花入れ鑑賞。
お茶のたて方、運び方。
菓子鉢の持ち方、お菓子の取り方、頂き方。
お茶の頂き方。
※これは、まだダメダメ。

《お菓子・お花・その他》
お菓子
銘:桜(七条甘春堂)

お花
椿(蕾で活けるそう)、くろもじ


《反省点・宿題》

1、袱紗にアイロンをかけていなくて、配送癖ががっつりついていて、袱紗捌きがうまくいかず。

2、数寄屋袋を買わねば。

3、「はい、古袱紗もって!」と言われて、どれだったかおたおた。名称を覚えて行けばよかった・・・。

4、できるだけ着物で行く

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