本当にいろいろいろいろ旅行記が溜まっておりますが・・・・。
途中で止まっているのもあるけれど・・・。
ちょっと、7月に友人がお母様と利尻・礼文へ行くとのことでして。
実はこの2島、ガイドブックってあんまりないのです。
「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり」というわけで、色々すっ飛ばして、礼文・利尻雑記を始めようと思います。
日時:2012年6月6日(水)~9日(土)
場所:北海道稚内・礼文島・利尻島
旅行会社:近畿日本ツーリスト
ツアー名:花の浮島・礼文島に連泊するフラワートレッキング
宿泊地:ホテル礼文・三井観光ホテル(礼文島)・北国グランドホテル(利尻島)
1日目:関西→北海道稚内
前日、終電まで残業して家に着いたのは深夜1時近く。
翌日は5:21発の始発に乗る。
自宅滞在時間、なんと4時間強(笑)!
ほとんど寝てない・・・。
はるか→関空へ。飛行機搭乗。乗客は思い返せば、恐らく、私たちのツアーの方々のみのよう。
席はがらっがらでした。ま、こんなに早やけりゃな。
日本アルプス越えた辺りから、もの凄く揺れ出す。恐いよー。
飛行機でこれほど揺れたのは、台風の中、台湾行った時以来です。
もの凄い風の稚内空港。うっすら樺太、ロシアが見えます。
これ、何回目の稚内空港かしらね。
実はこのツアー、関西組は早朝便ですが、昼便名古屋と午後便羽田を何度も空港まで迎えに行く羽目に(笑)。
どんだけ、空港往復したか。すっかり道も覚えたよ・・・。
空港には、紅輪タンポポが咲いていました。
こんな鮮やかなオレンジ、本州では見たこと無いですねぇ。
まずは、氷雪の門のある稚内公園へ。
お天気がよければ、像の後ろに樺太が見えるそうです。
氷雪の門とは、樺太で亡くなった全ての日本人のための慰霊碑で、女性の像は、顔は戦争で受けた苦しみを、手のひらを見せているのは樺太も家族も失ったことを、足はその悲しみや苦しさから早く立ち上がることを表しているとされています。
礼文島へ渡る稚内港もはるかに見えます。
稚内公園には、他にも九人の乙女の碑や昭和天皇皇后様の歌碑、南極探検隊のタロジロの像もあります。
前回の沖縄もそうですが、今年は戦争の記憶の有る土地を訪れる旅となりました。
強風に負けじと、デイジーがいっぱい咲き乱れていました。
可愛いらしいなぁ。
再度稚内空港へ戻って名古屋便の方々を拾って、お昼ご飯です~。
お昼ご飯は豪勢に!
水タコのしゃぶしゃぶ~。焼き魚はキュウリウオというシシャモの親玉みたいなの。
お刺身、サーモンルイベの美味しいこと!
豪華にタラバガニも付いてきます!
北緯45度31分22秒日本最北端(一般人が行ける)!
宗谷岬はもの凄い風で飛ばされそうです!寒い!!
ガイドさんに伺ったら、毎日こんな風が吹いているそうです。
樺太を眺める、間宮林蔵の像もあります。
間宮林蔵は間宮は樺太が島であることを確認した人物、間宮海峡も林蔵に由来します。
池波正太郎の『北海の猟人』良かったなぁ~。
樺太と稚内の位置はこんな感じ。
晴れたら樺太が見えるそうです。
作詞・吉田弘、作曲・船村徹による曲「宗谷岬」の歌碑もあります。
みんなの歌で聞いたなぁ~。
宗谷岬に着いてから、ずっと脳内でエンドレス再生中。
ちなみに私の脳内は男の人の声だったので、歌碑から女の人の声が聞こえて、最初は何を歌っているのか分かりませんでした(笑)。
そして、この年にして新事実発覚!
ずっと、「流氷越えて~、春風ふいて~」と思っていましたら、「流氷溶けて」だったんですね!
歌詞更新です~。
参考
写真:2012年6月6日 北海道稚内
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