2013.09.19

スイス雑記 最終 ルツェルンでスイスさよなら~

スイス記事もいよいよ最終!
そして、奇しくもこの最終記事をアップした日は、スイスへ出発した日でもあります。
4年前ですが・・・・(笑)。

友人は、22日からスイス旅。気を付けてね~!いってらっしゃい!

ロートホルンからバスでルツェルンへ、いよいよこの街でスイス最後の夜です。
ホテルに荷物を預けてから、少しだけルツェルンの街を観光です。

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まずは、カペル橋へ。
カペル橋は、ロイス川に架かるヨーロッパ最古の木造の橋です。

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屋根の内側は、16世紀に描かれ、18世紀に修復された絵が描かれています。
※橋は1993年に一度消失、翌年再建。


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観光名所の為、ものすごい人!
しかも、狭い橋の中にはこのようなお土産屋さんが点在して、余計にせまいよー。


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旧市街を歩いたり。


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ルツェルン湖には、蒸気船が浮かんでいます。


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宿泊のホテルは、湖畔に立つ「パレス・ルツェルン」。

実はこのツアー、シルバーウィークという秋の大型連休にかぶっているツアーだったので、少々お高め。
そのせいか、最終日のこのホテル、なんと、五つ星!
今夜のレストランでの夕食、ドレスコードがあり余計な荷物が・・・。
(ワンピ、靴、アクセとか、相方はスーツ、ネクタイなどこの日の為に連日連れて歩く羽目に)


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新婚旅行なのと伝えてあったら、こんな超ラブリーなお部屋でした(笑)。


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お部屋にはバルコニーがあり、ルツェルンの街が見渡せます。


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レストランはこんな感じ。
大理石の床に、巨大シャンデリア、おののくよ・・。
ドレスアップして、晩御飯なんて緊張する!!何食べたっけ・・・(笑)。
因みにこれは朝の時の写真、晩御飯はカメラ禁止でございました。

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朝ごはんは、ここのレストランが一番チーズの種類があって。

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しかも、スイスいる間ずっと塩に悩まされてきましたが、こちらはあたりがソフト(笑)。
一番、日本人に合う塩加減でした。

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この日は暗いうちから、ホテル→飛行場へ移動。
そして、また日本への長旅でございます。
さよなら~、スイス、素敵な旅でした!

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朝ごはん食べたばかりでしたが、また、朝ごはんが出た。


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晩御飯は、日本に向かっている為、牛丼!お蕎麦!
何だか、お出汁や醤油味が美味しく感じてしまって(笑)。

帰りは、トランジット合わせて15時間の長旅。
ビールやワインを頂いて、ゲーム三昧の相方をよそに、がっつり寝て寝て寝てで京都まで帰ってきたのでした。

お陰様で、何とかスイス旅行記を書き終えることが出来ました!
ご旅行の参考にちょっとでもなれば、これ、幸い。
スイスはとても良い処でした~。
もし、機会があれば、今度はお花が咲き乱れる季節にトレッキングしたいなぁと今でも相方と話しているのです。

参考

写真:2009年9月24日~25日 ロートホルン→ルツェルン→日本へ


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2013.09.18

スイス雑記 その20 ロートホルン機関車で山頂へ

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船から降りて、ロートホルン駅へ向かいます。
ロートホルン駅はこんな可愛らしい駅。

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そして、機関車も可愛らしい。

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でも、たくさんのお客の乗った蒲鉾型の客車をぐいぐい押して、急勾配を上っていきます。
可愛らしいけれど、力強い機関車なのです。
石炭が見当たらないなぁと思い,、帰国してから父に聞いたところ、燃料は軽油やろとのことでした。


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ブリエンツ湖を後ろに、どんどん機関車は山を登って参ります。

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中腹では単線になりますので、運転手さんが線路の切り替えを致します。


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絶景を遥かに望みつつ昇って参りましたのですが・・・。

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あれあれあれ??私のミズチが発動・・・(笑)。


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終点の駅に着くころには・・・。


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あたりは真っ白!


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展望台を見上げた空は快晴なのに、下界は真っ白で湖もふもとも見えません。
ありゃりゃ。なので、早めにご飯となりました。


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実はロートホルン鉄道は、静岡県の大井川鉄道と姉妹鉄道なのです。


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蒲鉾型の客車にも、並んでマークが。

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山頂レストランでのお昼ごはんは、カリカリおじゃがと豚さんのソテー。


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もちろん、お約束、ビールもしっかり頂きました!

トコトコ上っていくロートホルン鉄道の機関車。
音が何だかコミカルで可愛いのです。

参考

写真:2009年9月24日 ロートホルン


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スイス雑記 その19 インターラーケン~ブリエンツ湖クルーズ

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グリンデルワルドからインターラーケンへ向かうのですが、来たバスがどうやら、欧州サッカーの専用チームバスでした(笑)。
なんか、手配したバスが無くて、緊急手配されて空いてたのが、このバスだったとか・・。
私は詳しくないのでわからないのですが、このバスが止まる度に大注目です・・・。


今までは、このような山のハイジ~という風景ばかりでしたが、

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インターラーケンに入ると、街並みが湖のリゾートという風な雰囲気に。


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ブリエンツ湖に到着~。
ここから、エーデルワイスの模様の可愛らしい遊覧船で、ブリエンツ湖畔の名所に寄りながら、片道およそ1時間半のクルーズです。

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切符を買って、さて乗船~。

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ブリエンツ湖は、オーバーラント地方のそびえる山々に囲まれた湖で、
アルプスの氷河から流れこむ水のお蔭か、スモーキーエメラルド色をしています。


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クルーズの途中では、紅葉に染まる滝や。

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立ち寄った船着き場ギースバッハでは、古城ホテルも見えます。


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船にはカフェスペースもあり、甲板に出たりしてちょっと寒かったのでホットチョコを頂きました。


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ロートホルンの街並みが見えてきました。


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しかし、ちょっと山に雲がかかってきたのが気になりますけれど(笑)


参考

写真:2009年9月24日 インターラーケン→ロートホルン

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2013.09.03

スイス雑記 その18 クライネ・シャイデック~アルピグレンまで ヴェンゲルンアルプトレッキング

だんだん町に向かって下っていきますと、大きな木も出てきて、森林浴を楽しみながらトレッキングが出来ます。

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そして、このあたりから、「がらん、がらんがらん」と音が。


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回りいっぱいの牛、牛、牛。
うかつに水飲み場などでぼんやりしていると、はっと気が付くと牛に囲まれます(笑)。

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もちろん、お馬さんもいます。


スイスの雄大な景色に、のんびり草をはむ牛さん。
ハイジだわ~。しかし、結構音がデカいカウベル。

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このあたり、色々脇道があり(放牧小屋があちこちにあるため)、地図とにらめっこしながら。


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よーし、歩け歩け!!

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トレッキング終点、アルピグレン駅に到着です!
所用時間、約1時間半弱くらいでしょうか。


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ヴェンゲルンアルプ鉄道で、グリンデルワルドまで帰ります。

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この日の晩御飯は、フリー。
近くのスーパーでハムやらチーズやら、サラダなどを買って、夕日を見ながらホテルお部屋でのんびりかんぱーい!
しかし、写真で見ると夕方くらいですが、この時間で夜9時前。トレッキングはなんと、夜7時ごろでした!

参考

写真:2009年9月23日 グリンデルワルド


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2013.09.02

スイス雑記 その17 クライネ・シャイデック~ヴェンゲルンアルプトレッキング

ついつい友人の昨年(笑)スイス行きが中止になったら、記事もストップし、ぼんやりしていたら、
友人から「9月連休行くことになったから!早よ!書いて!トレッキング途中で止まってる!」とせっつかれました(笑)。
おーっと、やべっ!もう9月やん!!

前回の記事は、ぎゃー!2年前・・・、こちら(笑)。

ええっと、久しぶりすぎるので、まとめ記事も。こちら(笑)。たはは、すみません。


クライネ・シャイデック駅から、アルピグレン駅までトレッキングです!

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クライネ・シャイデック駅わきから伸びているトレッキングゲートをくぐります。

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アイガー・メンヒ・ユングフラウのオーバーランド三山を眺めつつ。

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道は山裾を這うように、ぐぐっと下って参ります。


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トレッキングの間、分かれ道にはこのように標識があるので、道に迷わず歩けますよ。

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そうそう、この分かれ道まで、こんなかわいいコがご主人様と一緒に案内してくれました。
これは、ハンガリーに行った時もそうでしたが、スイスの鉄道は、わんこを連れて乗車オッケーなんですよね~。
乗っているコ達も皆おとなしくて。だから、電車に乗ってもいいのでしょうね。


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遥か下方に、グリンデルワルドの街並みが見えてきました。


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ヴェッターホルンを眺めながら、まだまだ下ってゆきます。

参考

写真:2009年9月23日 グリンデルワルド クライネ・シャイデック

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2011.03.07

スイス雑記 その16 アイガー・グレッチャー~クライネ・シャイデック トレッキング 

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お昼ご飯の後は、とっても良いお天気だったのでトレッキングです!!
クライネ・シャイデック駅から、もう一度ユングフラウ鉄道にて一駅、アイガー・グレッチャー駅まで向かいます。


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アイガー・メンヒ・ユングフラウの絶景を眺めながら、クライネ・シャイデック駅まで約1時間半のトレッキングをすることができます。
駅から出たら、眼前にアイガーとメンヒが!

ツェルマットでのトレッキング、では、それほど急な感じではなかったんですが・・・。

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恐っ!!
アイガー・グレッチャー駅を出てすぐは、こんな幅25センチくらいの尾根道を歩かないといけません。
もちろん、写真右側はまだしも、左側ははるか下までガケ・・・。


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ですが、こんな絶景を見られるならば、なんのその!
蒼穹に威風堂々とたつ、アイガー・メンヒの立ち姿。


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何度も何度も振り返っては、道をゆっくりと辿ります。
写真は相方、お互いに下って来ているのに、さも登ってきたように写真を撮ってます(笑)。

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残念ながら、ほとんどお花とは出会えませんでした。
7月頃ですと、このトレッキングルートはお花でいっぱいになるそうですよ。
今回は、電車に抜きつ抜かれつして、のんびりトレッキングでした。

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クライネ・シャイデック駅まで戻って来ました。

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クライネ・シャイデック駅には、すぐ側にこのような池?人工湖?がありました。
アイガー北壁がほんのり写っていました。

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こちらで足を浸けられるみたいなんですが・・・。
手を浸けるとものすごく冷たかったので、無理!でした~。


参考

写真:2009年9月23日 グリンデルワルド アイガー・グレッチャー~クライネ・シャイデック

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2011.03.02

スイス雑記 その15 ユングフラウ・メンヒ スフィンクス展望台

2009年9月23日

AM10:30頃

ヨーロッパ最高峰の駅、ユングフラウヨッホ(3,454M)駅から外へ。

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アイスパレス内のこんな氷の彫像を見つつ、プラトーテラスへ。


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お天気占いの通り、外は素晴らしい蒼天が広がっていました。
しかし、さむーい!!!こんなに良いお天気なのに、外の気温は-12℃!!
ユングフラウ(4158M)の別名は乙女・処女、かくも厳しき乙女もいたものですねぇ。


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ヨーロッパで最長のアレッチ氷河の雄大さは、お見事の限り。
ここはこのアレッチ氷河の始点です。

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スフィンクス展望台は雪に覆われています。


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視線を転じるとメンヒ(4099M)が泰然とそびえます。
こちらは別名、修道士とのお名前が。


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ここからもう一度駅へ戻り、高速エレベーターで更に117Mの高さのスフィンクス展望台へ。

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展望台では、眼前にメンヒがどどーんと!


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展望台で絶景を楽しんだ後は、アレッチ氷河を横目に雪原を歩くことが出来ます。

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展望台には、何と日本のポストがありました。


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葉書を出すと、このように「トップ・オブ・ヨーロッパ」のスタンプが押して貰えます。
ここから、相方の両親と私の両親にお手紙を。
時間がギリギリでしたが、何とか・・・。しかし、字がきたなーい(笑)。

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アイガー・メンヒ・ユングフラウのオーバーラント三山を眺めながら、降りてきました。


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今日のお昼御飯は、ユングフラウヨッホから降りてクライネ・シャイデック駅にて。
エーデルワイスの描かれたお皿は可愛く、そして、可愛くない大きさの牛さんを頂きます。

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ご飯のお供は、「rivella(リベッラ)」。
こちらはスイスの国民的飲み物、50年以上も親しまれている微炭酸の飲料です。
もちろん、ノンアルコール。
味はほんのりヨーグルト風味、それもそのはず、乳清(ホエー)から出来ているそうです。


参考

写真:2009年9月23日 グリンデルワルド ユングフラウ鉄道

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2011.02.18

スイス雑記 その14 グリンデルワルド ユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホへ

2009年9月23日

AM6:00起床

朝は結構寒いです。
この日は、もっと寒いところ、ヨーロッパ最高峰、ユングフラウへ参ります!


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グリンデルワルド駅からヴェンゲルンアルプ鉄道に乗って、グルント駅へ。

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列車はここでスイッチバックします。
スイッチバックで、先ほどグリンデルワルド駅からの進行方向とまったく逆向きで電車は登っていきます。

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座席はこんな感じです。
この間に車掌さんが「オハヨ!ヨイタビヲ!」と切符をパチンと切りに回ってこられます。

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ヴェンゲルンアルプ鉄道は、クライネ・シャイデック駅でおります。
ここからは、クライネ・シャイデック駅が始点のユングフラウ鉄道に乗り換えです。
一枚目はユングフラウヨッホから降りてきてからのクライネ・シャイデック駅。
二枚目は、私たちの電車の運転手さん達。朝のコーヒーを嗜み中。


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ユングフラウ鉄道は、クライネ・シャイデック~アイガー・グレッチャーまでは外を走りますが、ここからは終点のユングフラウヨッホまではずっとトンネル内を走行します。
登りの電車だけ、高山病にならないように、アイガーヴェントとアイスメーアの両駅にて数分間停車します。
この両駅には展望台があり、眼下に広がるグリンデルワルドの町や氷河を楽しむことが出来ます。

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アイガーヴェント駅より、グリンデルワルドの町を望む。


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アイスメーアの駅では、氷河が広がっていました。


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そして、とうとうヨーロッパでもっとも高い駅、ユングフラウヨッホに到着です!!



クライネ・シャイデック駅にコトコト向かう電車。
赤い車体が景色に映えますね。

参考

写真:2009年9月23日 グリンデルワルド

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2011.02.17

スイス雑記 その13 郵便バスでマイリンゲン~グローセシャイデック~グリンデルワルドへ アーレ峡谷とグリムゼル峠越え

ローヌ氷河のあるフルカ峠やこれから越えるグリムゼル峠は、冬の間は閉鎖します。
ですから、このもの凄いヘアピンカーブの道は、夏期の間のみの楽しみです。


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グリムゼル峠には、遙かな峰々を望むトーテン湖がありました。
「トーテン」とは死の意味で、18世紀末フランスとオーストリア軍が戦った古戦場でと言われています。
こちらは、氷河湖ではないそうです。

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少し峠を下ると、もの凄い色味(笑)の人工湖がありました。
真ん中の島には、ホテルとホスピスがあるそうです。


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ここからバスを一旦降りて、約40分ほどの冒険の旅へ!
アーレシェルフト(アーレ峡谷)へ参ります。

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アーレ峡谷は、1万年前、氷河期が終わって氷河がアーレ川へ溶け出し、廻りの石灰岩を浸食してできたそうです。
長さは約1.6キロメートルぐらいの遊歩道を歩くことができます。

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急峻な岩肌にそって、遊歩道が設けられています。
流れるアーレ河は、氷河の水を湛え、綺麗な翡翠色をしています。

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小さな滝もありました。

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峡谷で一番狭い所は、人1人がやっと通れるぐらいです。

ゆっくり写真を撮りながら、狭い所では対向者とハロー!と言いながら、道を譲り合います。
まさに大自然に抱かれて?いや、挟まれて?楽しい冒険となりました。


出口に迎えに来てくれていた郵便バスに乗り込み、再びマイリンゲンからグローセシャイデックへ。


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グローセシャイデックでは、そそり立つヴェッターホルンが!!
ヴェッターホルンはお天気占いの山と言われています。
ガイドさんと運転手さんによると、明日のお天気は二重丸!!とのことでした。


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標高が下がってくるにつれ、牛さん達に出会うようになってきました。
そして、ゆっくり峠を下り出すと、突然バスが止まってしまいました!


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牛さん達のお帰りの時間だったんですね~。

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ぴぎぴぎ、豚ちゃんたちはお昼寝中。
もっと近づきたかったのですが、職務に忠実な牧羊犬がしっかり番をしていて、近づくとめっちゃ吠えられます。

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小屋も、まるで絵本に出て来るようなお家で可愛いです。

チーズ作りをされているそうです。
雪解けから夏の間、牛さんたちを山の上に連れて行き、季節が進むにつれて段々と上から下へ降りてくるのだそうです。
ですから、この小屋もこの夏の間だけの滞在地。

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ヴェッターホルンの峻厳な姿を見、黄昏の雫の落ち始めた連なる山々の雄大さを見ると、人間はなんと小さいのだろうと思います。
人を寄せ付けぬような孤高の厳しい姿をしていますが、山々より流れる恵は土地を潤し、私たちを育んでもくれる偉大な、そして温かい姿でもあるのですね。
この素晴らしい景色に、飽きることなく眺めていました。
(ツアーの皆さん、ほぼ全員寝てました笑)


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グリンデルワルドへは、山肌が茜色に染まる時間に着きました。
夕暮れ時とはいえ、もう夜19時半。
写真は、ホテルの部屋の窓から見えるアイガー。

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この日の晩ご飯は、チキンのクリーム煮。
表面をカリカリに焼いたじゃがいもと美味しく頂きました!

参考

写真:2009年9月22日

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2011.02.16

スイス雑記 その12 氷河特急でツェルマット~アンデルマット 郵便バスでローヌ氷河のあるフルカ峠越え 

これ以上悪くなりようがないと思っておりました職場。
ぎりっぎりになってまた、上司がシステムがわからんとまるっと仕事を投げ出され、他部署も困り、私も困り、業者も困るということに。
ていうか、去年から何度も打ち合わせに行ってて、何で発注がかかってないの!?
私に投げ出され、一昨日になって初めて話が進みだしましたが、10分で済んだやん!今までかかっていったい何してたのー!?
そして、頼みの綱の館長がご家庭の事情で退職することがわかりました(泣)。
もう、どうしたらいいのよ・・・。
厄年って、本当に厳しい・・・・。


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というわけで、ストレス解消のアップ。※写真は朝焼けマッターホルン(@ツェルマット)。
ご訪問の皆様には、恐らく忘却の彼方でございましょう、2009年秋のスイス記事続きアップです(汗)。
前回の記事は、すみません・・・去年の6月・・・こちら(笑)。


2009年9月22日 10:13 

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ツェルマットより、『グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)』にてアンデルマットヘ。


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『グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)』は、ツェルマットとサンモリッツの間で運行しています。
“特急”と名前が付いていますが、路線は急勾配に急カーブもあり、一部山岳鉄道と同様のアプト式で、高速運転はできません。
そのため「世界一遅い急行(特急)」とも呼ばれているそうです。

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全車両が空調完備のパノラマカーで、座席には日本語を含む6ヶ国語で説明が聞けるヘッドフォンなどが装備されています。
この日はお天気が大変よく、めっちゃ眩しく、そしてものすごく暑い。
車内にいるのにサングラス+帽子が必須、半そでで乗車しました(笑)。

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食堂車はありませんが、予約をしていると座席にてお料理がサーブされるようです。
かわりに、一両ラウンジの車両がございます。
私たちは、景色を楽しみながら、暑かったのでビールと冷えた白ワインを頂きました。

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今では列車の性能も上がり、まっすぐの普通のグラスですが、この氷河特急の名物、斜めグラスがございます。
列車の急勾配に対応するため、このようなくきっと曲ったグラスを使用していたそうです。
こちらは、今ではお土産になっております。


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乗客全員に、このような乗車記念証が発行されます。

「2010年7月23日にマッターホルン・ゴッタルド鉄道区間内のヴァリス州フィーシュ付近(ラクス駅 - フィーシュ・フェーリエンドルフ駅間)で氷河急行列車の一部車両が脱線し、転覆する事故が発生しました。たくさんの日本人観光客の方々が負傷し、亡くなられた方もいらっしゃいます。事故の原因究明・保障及び今後の安全対策を講じてもらえるよう願ってやみません」

13:00頃 

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アンデルマット着、石畳のある可愛らしい町です。


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お昼御飯は、ラクレット。
あつあつのチーズをゆでたジャガイモやピクルスと一緒に頂きます。
チーズフォンデュもいいですが、こちらも美味しいです~。


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レストランを出て振り返ると、次発の氷河特急がコトコト降りてきていました。

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アンデルマットからは、郵便バスに乗ってフルカ峠へ

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郵便バスとは、スイス山々に点在するの集落と集落を結ぶ郵便屋さんです。
黄色の車体でうねうねと曲がるヘアピンカーブを、独特のクラクション(アコーディオンの音をラッパのように大きくした感じ。普通車のクラクションと違い何だかユーモラスな音です)を鳴らし、見事なドライビングテクニックでもって、そして結構な早さ(笑)でトコトコ走っています。
郵便バスの仕事は山奥に行けば行くほど増えていき、郵便物の集配、新聞配達と販売、農産物や乳製品の出荷も行い、もちろん交通手段として人も乗っけて運びます。
隔絶された集落と集落を結ぶ、いわば、ライフラインのようなものですね。

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絶景のフルカ峠を越えます。

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ローヌ氷河を見ながら、小休止です。
ローヌ氷河は、フルカ峠(2,431m)とグリムゼル峠(2,165m)に挟まれた谷に流れる氷河です。
溶けて流れた水は、ローヌ川となるのです。
昔はローヌ谷まで延びていたそうですが、現在ではフルカ峠を下ったグレッチェ3km程上流まで後退しているそうです。それも温暖化のせいで、年々どんどん後退してきているとか。
スイスの子ども達は、ここに遠足に来て地球環境のことを学ぶそうです。

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こちらの氷河は、トンネルのようになっており、中に入ることが出来ます。


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トンネルをくぐって氷河の中は、なんと神秘的で静謐な蒼。

参考

写真:2009年9月22日 ツェルマット~アンデルマットにて

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