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2015.10.19

秋きぬと

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秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる 

『古今和歌集』 巻第4 秋歌上 169番 藤原敏行


古の人は秋を風によって。
後の世の人である私は、金木犀の薫りに。
芳醇な薫りは秋ならでは。
職場に大きな木があるのですが、一時期の強い香りも、少し落ち着いてき、
実家では、秋明菊やホトトギス、藤袴などがたくさん咲いて。

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空の色も澄み渡り、秋涼の様。

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紅葉や桜、欅の葉先が染まりつつあり、


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早朝の雲水さんの托鉢時の「ほう~~(法雨)」も、良く聞こえるような気がします。

秋がだんだんと深まっていくようです。

毎年、10月になると思い起こすこちらを。

空のすみゆき
鳥のとび
山の柿の実
野のたり穂
それにもまして
あさあさの
つめたき霧に
肌ふれよ
頬 胸 せなか
わきまでも

『中野重治詩集』 十月

参考

写真:2013年10月 宝鏡寺・相国寺・御池通りなど

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