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2013.07.07

七夕、白峯神宮蹴鞠

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「かくて春すぎ夏たけぬ 秋の初風吹きぬれば、
星合の空をながめつつ、天のとわたる梶の葉に、思ふ事書く比なれや」
『平家物語』 巻第一「祇王」

臨別殷勤重寄詞 
詞中有誓兩心知 
七月七日長生殿 
夜半無人私語時 
在天願作比翼鳥 
在地願爲連理枝 
天長地久有時盡 
此恨綿綿無絶期 

『長恨歌』 白居易 

今日は七夕です。
織り姫様と彦星様の、年一度の星合の逢瀬の日。
実際の七夕乞巧奠は、旧暦なのでもう少し後なんですけれども。
本日はとてもいいお天気、幸いにも催涙雨となりませんようで。

蹴鞠は中国より1400年程前に仏教と共に伝わり、本場中国では滅びましたが、
日本では現在、飛鳥井、難波流が伝わっています。
蹴鞠の最大の特徴であるのは、無勝負であることです。
鳥羽天皇の時代(1107~1122年=平安後期)に大納言藤原成通という希代の名人が現れ、
1000日の鞠が成就した時、夢に3匹の神猿が現れ、
この御神名が鞠を蹴る時の「あり、おう、やあ」の掛け声になったと伝えられています。


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鞠は鹿革を馬の背革で縫い合わせた、中身は空洞の軽いもの。
約100gくらいだそうで、蹴鞠の放送でも「鞠が飛んできて、軽いですから、避けないでね!」と放送が。
神前に祈念されていた、「枝鞠」から鞠庭で「解鞠」を行います。
その際、枝から鞠を取るしぐさは観客へは見せません。
「枝鞠」は、その季節の木を使います。
この日は七夕なので、枝は梶の木。
(昔は、短冊ではなく、この梶の葉に文字を書いたのです)
梶の木はこの日だけの特別です。


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庭に入るのは、位の高いものから。
そして、四方の立てには、四季の枝が飾られます。
艮に桜、巽に柳、坤に楓、乾に松を植えます。
一座8人で、約15分~20分ほど。
「小鞠」で足慣らしをし、蹴鞠開始です。


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蹴鞠は、右足でのみ蹴り、必ず膝は曲げず、足の甲で蹴ります。
蹴る配分は『軒』が責任を持って一座の鞠足によく行き渡るようにします。
鞠が来た時は、3足で蹴り、次の鞠足へ渡します。
蹴鞠は勝負事ではなく、声を掛け合い、どれだけみんなでリフティング出来るかと言うことが重要なのです。

参考

写真:白峯神宮

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コメント

今年は日曜日と重なったので
人が多かったのでは?

こちらでは蹴鞠が近くでみれるのがいいですね。(*^_^*)

投稿: Milk | 2013.07.09 10:23

蹴鞠のニュースを耳にすると
「うちの学園の先生が、あれに出てはるんやでー」
という友の声を、思い出します。
私の存じあげない先生だったので、いつも見分けがつかず、
おじいさんなのにうまいなぁ‥と(失礼な)感心してるだけでした。
あの着物であのくつで 優美だけどハードですよね。

投稿: こねこ | 2013.07.13 21:00

おはようございます、Milk様

時差ボケと闘いながらお出かけでした。
日曜日なので、鞠庭はぐるっと人垣が。
皆様、暑い暑い言いながら、でも、鞠人の皆様も暑そうでした~。

投稿: いけこ | 2013.07.16 10:36

おはようございます、こねこ様

まぁ!お久しぶりでございます~。
毎日暑うございますが、お元気でいらっしゃいますか?
シスターズもそれぞれ、祇園祭に出かけているころかと。

蹴鞠はベテランさんから始まり、ベテランさんで終わります。
上手な鞠人さんは、お年を召された方。
正直、和服ほど球技に向いてない衣装だと思うのですがね(笑)。
女性もたくさん参加されてましたよ~。

投稿: いけこ | 2013.07.16 10:40

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