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2012.07.31

祇園祭2012 総まとめ

一ヶ月中ずっと続いた祇園祭ですが、今日が最後の行事です。
八坂神社の摂社の一つである、蘇民将来を祀る疫神社にて夏越祓が行われました。

今年は宵山の間も巡行も、お天気に恵まれて、また、三連休にハイライトがかぶるという僥倖。
私もお手伝い至上最多の着付けに、本巡行の伝令係、うちのお山で数百年ぶりの新調ありなど、
初体験の多い年でございました~。
人出もすごくって、ほとんど夕方から夜中までは会所を出られず(笑)。

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でも、シスターズ妹達が入れ替わり立ち替わり覗きに来てくれて、
おかげさんで、昼間にふらっと宵山の雰囲気を楽しむことが出来ました。
(maikyちゃん、まめちゃん、ライス君、二人静ちゃん、まっちゃさん、パン君、あにすちゃん、Kさん有難う!!)

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山鉾は、釘を使わず、このような縄がらみで建てられます。
鉾建て山建てが終わったら、大きな山鉾では曳き初めが行われます。
曳き初めは、一般人でも引けますので(大体午後3時ごろ)、機会がございましたら、ご参加下さいな。
夕闇が迫る頃、駒形提灯が掲げられます。
宵山の間は、各山鉾独自の神事や行事に会所飾り、山鉾にちなんだご利益の粽・お守りやグッズが授与されます。

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また、町家の屏風祭を楽しんだり、界隈の飲食店の限定販売、お店連の大安売りなども楽しめます。
(写真は、膳所かんぽっちりのしみだれ肉まん)

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今年も招待券をいただきましたので、シスターズ誘って菊水鉾のお茶席へ。
会所の二階がお茶席です。


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お菓子は亀廣永(かめひろなが)の「したたり」です。
こちらは、この菊水鉾にちなんだ献上菓子です。

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巡行当日はこの天辺におられる夷様も

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菊丸君と共におられます。

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そして、祇園祭には欠かせないお花、木槿の「祇園守(ぎおんまもり)」が茶花に。
祇園祭にちなんだお花は、他にもヒオウギがございます。


宵山の間は、各お町内や八坂神社にてたくさんの神事・行事が奉納されます。


さて、そして迎えた快晴!真夏日!梅雨明け!の本巡行!!

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今年は伝令係でしたので、御池通りを行ったり来たり。
日陰の無い御池どおりは、有料観覧席もございますが、皆さん暑そう~。


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動く美術館とも言われる巡行絵巻は、圧巻です。


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山鉾にはさまざまなお役がございます。
屋根方、音頭取り、車方、囃子方など様々です。

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鉾はハンドルが無いため、前後ろの直線方向しか動きません。
そのため、辻回しでは、車輪のしたに竹を敷き、水をまき(摩擦緩和)、えいやーと力技で廻します。
そのための竹など備品も鉾の下に積んで、巡行します。

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中には、このように途中でご奉納なども。


現在、巡行が行われている山鉾は全部で、32基。
そして、休み山は、記録には残っているものの、本体や懸装品の多くを焼失した山鉾で、現在巡行に参加していない3つの山鉾を指しています。
鷹山(たかやま:三条通室町西入ル)・大船鉾(おおふねぼこ:新町通四条下ル)・布袋山(ほていやま:蛸薬師通室町西入ル)が巡行は行われずとも、宵山の間、居祭(いまつり)が行われます。

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今年は、なんと!大船j鉾が150年ぶりに巡行復帰です!!

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船鉾を「出陣の船鉾」と云うのに対し、


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大船鉾は「凱旋の船鉾」と云われる鉾です。
鉾はただいま建造中。
今年の巡行はご進退の櫃で回られました。
お囃子も、日楽神楽の形式で。


巡行が終わった後は、各山鉾がそれぞれお町内に戻られます。
巡行コースは、四条通を東→四条河原町を北→河原町御池を西というコース取り。

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巡行の順番は、基本的にはくじ引きで決められる為、くじによっては、通り一番奥の山鉾が出るまで、
大きな較差点では大渋滞なんてことも。

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出発の時も、お帰りの時も、狭い通りをかいくぐっていく山鉾たちはとても素晴らしいです。
四条通や御池通りの、メインストリートを粛然と行く姿もいいですが、こんな祭の裏舞台を楽しむのもいかがでしょう。


参考

写真:2012年7月13日~16日 祇園祭山鉾町内

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コメント

いけこ様、こんにちは

無事にお勤め

御苦労さまでございました^^

一か月間にわたる、祇園祭り

終わりましたね~

感慨深いです^^

投稿: 高兄 | 2012.07.31 19:56

こんばんは、いけこ様

祇園祭を詳しく楽しめました。ありがとうございます(^^)
お手伝いをなさっていたのですね。
場所が京都ということもあるし、お祭りの歴史も意味合いも違うので本当は比べたらいけないのかもしれませんが、東京の下町浅草のお祭りとは人々の格好がまったく異なるのですね。
私はちがうのですが母の代まではずっと続く浅草っ子で、浅草の親戚たちは今でも現役で江戸っ子なので下町のお祭りには何かと関わりがあります。(本当に「ひ」を「し」と言います!)
そういう意味でもとても興味深かったです。
でもお祭りへの意気込みは同じようなものなのかもしれませんね(^^)
ただ三社祭りなんかは、江戸っ子らしく、お茶漬けをすするぐらいの早さでたった3日でちゃちゃっと終わらせてしまいますが(笑)

最近、お茶を習い始めたこともあり、夏のお稽古用に浴衣をいくつか買ったので、写真のシスターズの皆さまの後ろ姿がすてきだな~と、そちらも楽しませていただきました。
近かったらすてきな着こなし方教えていただきたいです。

茶花もすてきですね。

いつもコメントが長くてすみません!

投稿: まろぷう | 2012.08.01 20:44

おはようございます、高兄様

お陰さまで無事にお勤めも終了でございます~。
今週はお墓の掃除+お迎え鐘をひっぱりに行かないと。
あ、陶器市も!!
色々やりたいことが多くて、なかなかのんびり養生というわけには参りません私(笑)。

投稿: いけこ | 2012.08.06 09:40

おはようございます、まろぷう様

ご紹介したのは、ほんの一部。
まだまだたくさんの行事ごとがございますのよ~。
いつかまろぷう様と祇園祭の宵山を浴衣でそぞろ歩きなんていうのも素敵ですよねぇ。

ま~、生粋の江戸っ子でいらっしゃるのですねぇ!!
三社祭!いつか見てみたいのです!
参加は無理でも、側で江戸っ子の心意気を感じて見たいっ!
昨年9月にたまたまお江戸でお祭のお神輿とすれ違ったのですが、お江戸のいなせな男衆さんたち、角帯をきゅっと江戸結び~。粋でしたわぁ。

実は、菊水鉾の前の写真(上から4枚目)私のお隣にいる黒の団扇を背負っている子は、お江戸は下町の小町なのですよ~。

お茶を私もきちんと習ってみたいのですが中々・・・。
私もお近くでしたら、ご一緒に習ってみたいですわ~。


いえいえ、私もついつい長くなってしまって。ご容赦下さいまし。
だって、お手紙の交換ですもの~。

投稿: いけこ | 2012.08.06 09:51

こんにちは、まだまだ暑いですね
色々と大変でしょうけれど、伝統行事に直接関れるれるのも
素晴らしいことだとおもいますよ
ただ非常に暑い時期なのでお体無理なさらないように
こうやって眺めていますと、喧騒を楽しみに行きたくなります
ここのところBSで中継されてまして録画しましたら
チャンネル間違えて違う番組がとれてました(笑)
今年はいけこ様の写真で楽しみます

投稿: kame | 2012.08.08 10:20

こんにちは、kame様

お返事が遅くなってしまい、申し訳ございません。
ちょっとPCの具合が悪く・・・。
実家に帰ってますので、やっとこコメント+記事アップです~。

祇園祭巡行は動画もあったりするのですが、アップできませず・・・。
ちょっと困っております。

今年はお陰様で宵山・巡行共に良いお天気でしたので、ほっとしております。
暑い最中ではございますが、ほんの袖の触れるご縁でお手伝いに関われることが、なによりでございますわ。

投稿: いけこ | 2012.08.23 10:58

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