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2012.03.31

京都桜便り2012 はじめに 長徳寺 おかめ桜

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花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは
雨にむかひて月を戀ひ、たれこめて春のゆくへ知らぬも、なほあはれに情ふかし
咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ見どころおほけれ」
『徒然草』 137段

先人がそういえども、満開を求めたいものが人の心でございます。

世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし 
『古今和歌集』 巻第1 春歌上 53番歌 在原業平

“のどけき”春の心はなかなかに難しゅうございます。

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吉野山 さくらが枝に 雪ちりて 花おそげなる 年にもあるかな
『山家集』 第16番歌
 
こちらは同じく古都、奈良のお歌ですが、古人が詠んだ如く、今年は雪が多く、春告げの花暦は遅れがち。
お陰で梅・桃・桜、そろい踏みが拝めそうですよ。

これより、爛漫の春、京都の桜暦をお届けします。

参考

写真:2011年3月23日 出町柳 長徳寺

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コメント

やっとという感じですね
一昨年のを見ると20日ごろには近衛邸の糸桜は満開ですね
一週間以上遅いのかな
家の近くのソメイヨシノは蕾がまだまだ固く満開は10日過ぎかも
少し暖かい日があればまた冷え込んで、なかなか春は来ません
来週末の花見は少し淋しいかもしれません
この記事の題もかなり遅れている様子・・・

投稿: kame | 2012.03.31 18:02

おはようございます、kame様

ご指摘有難うございました!
慌てて直しましたー。
なんかもう、毎日引継文書作成でずっと2011って打ってたら、勝手に手が覚えてしまいまして(笑)。

今年は古歌のように、“春おそげなる年”のようでございましょうか。
昨日の御所では、梅・桃・桜の共演が見られましたよ。

投稿: いけこ | 2012.04.02 10:01

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