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2011.05.07

松尾大社の山吹、賀茂川の芥子菜

虹色の桜が名残を迎える頃、季節のお花は薄きから濃き色へと変わってゆきます。
特に、この菜の花色や山吹色は、初夏へと向かうこの季節の力強さを感じます。

4月21日に、守口から嵐山までポタされた(←合ってるのかな?この使い方)ナオヤ様に、休憩中の松尾大社の偵察を無理矢理頼んだお陰で、見事満開を楽しむことが出来ました!
ナオヤ、有難う~!!ごめんねぇ、おつかい頼んじゃって。


山振之 立儀足 山清水 酌尓雖行 道之白鳴

山吹の 立ちよそひたる 山清水 汲みに行かめど 道の知らなく
(『万葉集』巻二 158番 高市皇子)


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いや酒の神、山吹の水を汲み、とろりと滴る酒精を仕込むか。


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われがなほ 折らまほしきは 白雲の 八重にかさなる 山吹の花

(『和泉式部続集』 和泉式部)

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一重も八重も春光を、密と集めて照り映ゆる。


こちらも、この時期、川縁や中州に沢山の芥子菜が目を楽しませてくれます。

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「四月、祭の頃いとをかし。(中略)木々の木の葉、まだいとしげうはあらで、わかやかにあをみわたりたるに、霞も霧もへだてぬ空のけしきの、なにとなくすずろにをかしきに、少しくもりたる夕つかた、夜など、しのびたる郭公の、遠くそらねかとおぼゆばかり、たどたどしきを聞きつけたらんは、なに心地かせん」

『枕草子』 第四段


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朧雲、しかし、糸遊水面端。


参考

写真:2011年4月29日 松尾大社、賀茂川(御園橋~出町橋まで)にて

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コメント

いけこ様、こんにちは

わたしも、先週末に松尾さん、行ってまいりました

山吹って、こんな色だったんだ~と

改めて、感慨深い思いでした^^

投稿: 高兄 | 2011.05.08 08:30

いやーたまたま休憩してなかったら完全に素通りしてましたよ。
お役に立てて何よりでした。

投稿: 写真屋ナオヤ | 2011.05.08 17:06

こんばんは、高兄様

この時期は新緑と相まって、山吹のお花は命の息吹が笑い声をあげているように感じます。
色目もなんだか元気色だと思いません?
今年は時間の都合で拝観しなかったのですが、奥のお庭は三玲さんのお庭がございますの。
そして、白山吹も咲いております。

投稿: いけこ | 2011.05.09 18:52

こんばんは、ナオヤ様

お陰様で、満開の山吹を見ることができました。
偵察、ホントにありがとう~!

投稿: いけこ | 2011.05.09 18:55

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