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2010.10.28

奥州雑記 その3 片倉小十郎景綱と白石城

急に寒くなりましたね。
皆様、ご自愛下さいませね。
このところの秋雨、これによって、紅葉は進むのでしょう。

さて、前回、武将隊の紹介で止まってた奥州雑記。
来月は紅葉速報の更新で、京都の紅葉以外はアップ出来なくなるので、早く書かないと(笑)。
先週の岡山帰省で、C叔母様にも「続きがんばれ~」って応援して貰いましたし!嬉し。えへ。

それでは!奥州雑記の続きです~。
「鬼小十郎まつり」の記事アップの前に、初代片倉小十郎について、ちょっとご紹介。
ちなみに、この「鬼小十郎まつり」の小十郎は、二代目の重長です。
ゲームやアニメの小十郎は、初代の景綱です。
片倉家は、初代の景綱にあやかり、代々“小十郎”の名を継いできたのです。
拙ブログでは、初代を小十郎、二代目からはそれぞれの名前で呼んでおります!


片倉小十郎は、米沢八幡神社の神職・片倉景重の次男として誕生しました(当時の伊達家の居城は米沢城)。
異父姉の喜多さんは、政宗様の乳母です。
次男であった為、一度家を出され、養子に入ったそうですが、養子に入った家にその後嫡男が誕生したため、返されちゃったそうです。

伊達政宗様の父・輝宗様の目にとまり、徒小姓として仕え、その後、遠藤基信の推挙によって天正3年(1575年)に政宗様の傅役となります。
つまり、元々からの伊達家の家臣でもなく、ましては武家の出ですらなかったのです。
片倉家は、この小十郎から興りました。

天然痘で右目を患い、引きこもりだった政宗様を、文武両道の武将へと育て上げました。
(ちょっと、ここで色々語るとこれ以上長くなるので、はしょります笑)


政宗様が元服後は、近侍となり軍師として重用されました。
人取橋・摺上原の戦い、小田原参陣・朝鮮出兵・関ヶ原の戦いなど、政宗様の重要な合戦に常に共にあり、
「武の伊達成美(政宗様の従兄弟でもあり、お父さんの輝宗様の従兄弟でもあるちょっとこんがらがった血縁)」と並んで、「智の片倉小十郎」と呼ばれました。
軍師としての知将のみならず、剣術にも秀で、また、笛の名手であったと伝えられています。

片倉小十郎景綱はその武勇と知勇により、奥州仕置きの際、豊臣秀吉に請われ、独立した大名に取り立てられかけたことがあったそうですが、「二君に使えず」として、政宗様への忠義を誓い、辞退したそうです。

片倉氏の居城、この白石城は江戸幕府が一国一城令の例外として認めた正式の城です。
(もうひとつの例外は、九州の八代城)
代々仙台藩の奥州南方の要として、重要な位置を占めました。
幕末、戊辰戦争の際には、東北諸藩の代表が白石城で白石列藩会議を開くなど、歴史的にも重要なお城です。
(これは後に奥羽越列藩同盟の結成につながります)
新政府軍が占領、明治に入っての廃城令によって白石城破却、売却代金は特に片倉家中の北海道移住費用に充てられました。(北海道には、白石区があるそうです)


現在、三階櫓など本丸の一部が1995年に木造で復元され、歴史探訪ミュージアムも併設された公園となっています。

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雲一つ無い青空に、その名の通りのような白石城が綺麗ですね~。
土足禁止のお城です(笑)。
靴を脱いで、お城に上がったのは初めてですよ。


Dscf4552


城内には、このように片倉小十郎の甲冑が展示されております。
陣羽織は、普段ですと羽織らせてもらえるそうです。

Img_1463

三階櫓からの眺め。
ご天守とは呼ばず、支城という格と幕府への配慮から、名をはばかり大櫓と名づけられたそうです。


Dscf4517


広場には、大変大きな小十郎の威徳を称える碑が建てられていました。
こちらは、白石の皆様の寄附で建てられたそうです。
いかに慕われた城主であったかとの現れですね。

参考


写真:2010年10月2日 白石市にて


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コメント

おはようございます。
真っ青な空と白いお城・・・いいコントラスト。
楽しい東北旅行だったんですね。
いけこさん、戦国時代ファンなのですね。
私も幕末同様、BASARAの時代も興味
ありですよ。いけこさんほどの知識は
ないですけど^^;詳しい解説ありがとう!

投稿: 一休 | 2010.10.31 08:53

勉強になります( ..)φメモメモ

投稿: Milk | 2010.10.31 17:35

ああ。
晴れてますね。
良いなぁ。

小十郎はとっても好きです。
信長ではいつもお世話になってます。
必ず一度は伊達でやりますので。
でもって、小十郎のイメージはテルテル。
実在の俳優さんのイメージが刷り込まれちゃったので絵も含めて他の人では駄目なのです。
政宗は許せるんですけどね。

投稿: 外付け胃袋 | 2010.10.31 23:48

こんにちは、一休様

まさに雲ひとつ無い青空で、暑いくらいでしたよ~。
甲冑をきておられた方は、さぞ大変だったことでしょう。
特に、黒おどしの伊達軍は(笑)。
太陽熱吸収しますし。
戦国時代も大好きですし、幕末も好きですよ~。
ただいまいけこ文庫からは、「竜馬伝」が貸し出し中です!

投稿: いけこ | 2010.11.01 15:05

こんにちは、Milk様

元々戦国時代は好きだったのですが、BASARAにはまって更に加速ぎみ(笑)。
この時代の小説もたくさん出てますので、是非、お暇なときにお手にとって見てくださいな。

投稿: いけこ | 2010.11.01 15:06

こんにちは、外付け胃袋様

お具合はいかがですか?
ちょっとはお楽になりましたか?
どうぞ、お体おいとい下さいませね。

ミズチの私に珍しく、思いっきりの晴天でございました。
信長ってことは、「信長の野望」でしょうか?
それは、まだ未プレイですが、相方はございますようで。
テルテルって、もしや、大河の小十郎役の?
私はもう、声は森川さん(戦国BASARAの小十郎の声の方)のイメージで!!
最近、もう一度大河の「独眼竜政宗」を見たくてしょうがないです。
DVD買おうかしら(笑)。物欲がー!

投稿: いけこ | 2010.11.01 15:11

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