祇園祭2010 神輿洗い
7月10日の土曜日八時からは、祇園祭の神事、神輿洗いが執り行われました。
八坂神社にある3基の神輿のうち、素戔嗚尊を祭る「中御座(なかみくら)」で、代表して午前中に汲み上げられた神事用水で清められます。
大たいまつが八坂神社と四条大橋の間を往復して清めた後に、白い法被姿の氏子の皆様が「ほいっと、ほいっと」と掛け声をあげながら四条大橋まで神輿を担ぎます。
橋の中程で、「まわせー、まわせー」威勢のいい男達の掛け声と共に、御神輿が高く持ち上げられ、廻されます。
その後、神職が鴨川からくみ上げた水に浸した榊(さかき)を神輿に向けて数回振り、御神輿を清めます。
この雫を浴びると、厄除け、無病息災と言われています。
写真はくみ上げる側、神事は反対の四条大橋の北側で行われます。
京都の風物詩、床も出されています。
清められた後、御神輿はまた、八坂神社へお戻りになられます。
神輿洗いの神事の後、氏子さん達によって「神輿の”かん”を鳴らして振る“なりかん(かんならし)”」の様子。
この日は、晩ご飯に鱧おとしと青竹にてきゅっと冷やされた冷酒を頂きました。
祇園祭は、別名、鱧祭とも呼ばれるのです。
参考
写真:2010年7月10日 八坂神社・四条大橋
| 固定リンク
« 祇園祭、御輿洗い | トップページ | 先週の晩ご飯 »
コメント
鱧きた!
ハモ!!!
恥ずかしながら、私未食でございます。
梅のソースで食べるんでしたっけ?
どんな味なのか知りたいですー。
淡白です?
骨はまったく気になりません?
存在はわかるのかな?
祇園祭が始まると、鱧が美味しくなる訳ですね?
良いですねーーーーーーー。
仕事をしない上司さんがどこに飛ばされるのか、不謹慎ですが興味ありまする。
アラスカだったりして。
普段怒らない人は怒らせちゃいけませんよねぇ。
私は普段怒らない人かな?
投稿: 外付け胃袋 | 2010.07.13 00:45
こんにちは、外付け胃袋様
あ、やはり、鱧は関西ですよね。
海から遠い京都は、昔は海のお魚が食べられませんでした。
ただ、この鱧だけは生命力が強いため、活きて京都まで届けられ、京都人の食卓を彩ったのです。
この時期、鱧は梅雨を飲んで美味しくなるそうですよ。
身は蛋白でありながら、鱧のあぶらの旨味もあり、皮まで切らないので、歯ごたえもございます。
梅肉や、辛子酢味噌で頂きますが、私は梅肉でさっぱりとが好みです。
お刺身ですと、このような落としや焼き霜、鱧キュウや蒲焼き、お吸い物や茶碗蒸しに入っていても美味でございます~。
大阪でも押し寿司などで。
この時期の滋味でございますわ~。
投稿: いけこ | 2010.07.13 13:36
御輿洗いは一度も見た事が無かったので、是非にと思っていたのですけどね。
朝から出ずっぱりでは体力が保たなかったです。
そのぶん東山雑記で楽ませていただきました。
それにしても、最後の一皿が羨ましいです。
投稿: なおくん | 2010.07.13 21:34
こんにちは、なおくん様
私も、お昼間の神用水清祓式へ参りたかったのですけれど・・・。
お陰様で、お昼と夜とそれぞれ補完できましたのも、また愉しいということで。
うふふ、暑い夜の美味でございましたわ。
いつか、なおくん様とMilk様と三人で一席頂ければ、嬉しゅうございますわ~。
ちなみに、なおくん様はお酒お上手でいらっしゃいますので?
投稿: いけこ | 2010.07.14 15:07