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2010.07.07

七夕(2007年の白峯神宮蹴鞠の様子)

「かくて春すぎ夏たけぬ 秋の初風吹きぬれば、
星合の空をながめつつ、天のとわたる梶の葉に、思ふ事書く比なれや」
(『平家物語』 巻第一「祇王」)

今日は七夕です。
織り姫様と彦星様の、年一度の逢瀬の日。
実際の七夕乞巧奠は、旧暦なのでもう少し後なんですけれども。
本日の雨はもってくれるでしょうか?
せめて、催涙雨となりませんように。

友人からの問い合わせで、2007年の写真ですが、白峯神宮の蹴鞠の様子をアップします。
本日、14:30ごろより行われます。

蹴鞠は中国より1400年程前に仏教と共に伝わり、本場中国では滅びましたが、
日本では現在、飛鳥井、難波流が伝わっています。
蹴鞠の最大の特徴であるのは、無勝負であることです。
鳥羽天皇の時代(1107~1122年=平安後期)に大納言藤原成通という希代の名人が現れ、
1000日の鞠が成就した時、夢に3匹の神猿が現れ、
この御神名が鞠を蹴る時の「あり、おう、やあ」の掛け声になったと伝えられています。


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鞠水干の鞠足が揃います。

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鞠は鹿革を馬の背革で縫い合わせた、中身は空洞の軽いもの。
神前に祈念されていた、「枝鞠」から鞠庭で「解鞠」を行います。
その際、枝から鞠を取るしぐさは観客へは見せません。
「枝鞠」は、その季節の木を使います。
この日は七夕なので、枝は梶の木。
(昔は、短冊ではなく、この梶の葉に文字を書いたのです)

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一座8人で、約15分~20分ほど。
「小鞠」で足慣らしをし、蹴鞠開始です。


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蹴鞠は、右足でのみ蹴り、必ず膝は曲げず、足の甲で蹴ります。
蹴る配分は『軒』が責任を持って一座の鞠足によく行き渡るようにします。
鞠が来た時は、3足で蹴り、次の鞠足へ渡します。
蹴鞠は勝負事ではなく、声を掛け合い、どれだけみんなでリフティング出来るかと言うことが重要なのです。

友人へ
せっかく、二週間京都に滞在するならば、この時期は祇園さんもあり、是非、沢山の行事を楽しんでいって下さいましな。

参考

写真:2007年7月7日 白峯神宮

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コメント

いけこさま
ご無沙汰しておりました。
腰を痛められたことも、お父様が入院されたことも存じぬままにいたこと、(勝手に)好朋友として、激しく恥じております・・・。うぅ~。

実は、娘が7月から幼稚園に通うようになりうました。
今日はその幼稚園の七夕会に参加してきたところです。
帰ってきて、いけこさんのブログを開いたら、ちょうど七夕の話題で、嬉しく拝見しました。
知らなかったことを新しく知ったときの、喜び、心のトキメキ。
知らないことだらけなので、トキメキだらけの人生ですが^^;

腰は体の要。
お大事になさってくださいネ!

投稿: けんこう | 2010.07.07 19:57

一度、蹴鞠をこの目で見たいと思っているのですがなかなか機会がなく^^;

はやく木曜日と重ならないかなぁ。。ヾ(^^;

投稿: Milk | 2010.07.08 00:03

いけこ様、こんにちは

今年の七夕は、ばたばたと親子3人

旅行に出かけていた為、準備も出来ず

御blogにて、気分を味わうことが出来ました^^

おおきに♪

親子3人で

いけこ様も大好きな台湾に行ってきましたよ♪

投稿: 高兄 | 2010.07.08 11:51

蹴鞠といえば今川氏真なんですが、わかりますかね?
で、蹴鞠ってのは勝敗が無いのですね。
それはびっくりです。
ひたすら蹴る遊びなんですね。
なんというか、日本的ですねぇ。
のんびり鞠を蹴りたいなぁ。
右足でってのはなんででしょ?

で、ご無沙汰しておりましたが、お元気ですか?

投稿: 外付け胃袋 | 2010.07.10 00:54

こんにちは、けんこう様

いやいや!お気になさらず!!
私も元気になりましたし、父も元気に仕事へ復帰しています。
ご心配、有難うございました!

何より、ご入園おめでとうございます!
お祝いが遅くなってしまいまして、申し訳ございません。
元気にご登校ですか~?
あぁ~、逢ってぎゅっと抱っこしたいわぁ。

投稿: いけこ | 2010.07.10 12:47

こんにちは、Milk様

来年は木曜日ですよ!
是非、ご一緒にお出かけしましょう。
お休みもぎ取りますから~。

投稿: いけこ | 2010.07.10 12:47

こんにちは、高兄様

台湾よりお帰りなさいです~。
如何でしたか?
きっと高兄様のご旅行ですから、美味しい物をたーっぷり食べてらっしゃったはずです!
旅行記、楽しみにしておりますね。
ですが、この時期の訪台ですと、さぞ暑かったことでしょう・・・。
小姫様は、大丈夫でした?

投稿: いけこ | 2010.07.10 12:49

こんにちは、外付け胃袋様

えーっと、今川さんとこの長男でしたっけ、次男でしたっけ?
右足のそれも、膝は曲げず、足の甲のみ使ってという作法ですので、見ているより難しいかと思います。
しかし、なんで右足だけなんでしょう?
右足は、陰ですしねぇ。
蹴鞠は、調和を主としますので、もしかしたら、みんな揃えて~のことなんでしょうか。
恐らく、ほとんどの人は右足が利き足でしょうし。
それとも、帯刀のなごりでしょうか。

お陰様で、元気ですが、新上司のストレスが溜まってます・・・。
外付け胃袋様は、益々の追い込み時期ですね。
ご無理なさいませんよう。
来週に、お守りお送りしますね~。

投稿: いけこ | 2010.07.10 13:16

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