« スイス雑記 その9 スネガパラダイス | トップページ | スイス雑記 その11 朝焼けマッターホルン »

2010.06.08

スイス雑記 その10 マッターホルン博物館とツェルマットの街にて

PM16:30頃

スネガパラダイスからツェルマットの街へ戻ってきましたが、夏のスイスはまだまだ明るいのです。
(その代わりに、朝は中々明けない)


Dscf0382

マッターホルン博物館へ。
展示室は地下ですが、地下はまるでミニチュアのツェルマットの街のようになっています。
往時の教会やホテル、山岳ガイドの小屋や家畜小屋などが再現され、展示されています。
1865年にマッターホルン初登頂に成功したイギリス人ウィンパー達のザイルやピッケル等や登頂譚、アルプスの造山活動、動植物、鉱物、そしてツェルマットの昔の姿を知る事が出来ます。


昔、マッターホルンの頂上には悪魔が住んでいて、近づいてくる人間がいると石や岩を投げて突き落とすと信じられていました。
アルプス登頂黄金期(1840年~1865年頃)においても、18回のアタックにも関わらず、踏破できずにいました。
ですが、1865年に、エドワード・ウィンパー、チャールズ・ハドソン、フランシス・ダグラス卿、ダグラス・ハドウのイギリス人パーティはミシェル・クロッツとタウクヴァルター父子をガイドにして、8回目の登頂に挑戦し、初めてこれに成功しました。
しかし、下山中、ハドウの滑落にクロッツとハドソン、ダグラスが巻き込まれ、これによりザイルが切断。
4人は1400m下に落下して死亡しました。
(「アルプス登攀記」 ウィンパー著)

Dscf0220

発見されなかったダグラス卿を除く3人の遺体はツェルマットの墓地に埋葬されました。
墓地には、マッターホルンだけでなく、周囲の山々で落下した登山家達の追悼の碑があります。
街の方々によって、清掃と季節の花々が欠かさず供えられています。
(墓地に踏み込むのは、死者の眠りを妨げるのではないかと思い、道から遠目に)

Dscf0381

当時は、こんな麻のザイルに金槌の様なピッケルで登頂したのですね。

Dscf0379


これが、4人の滑落時のザイルです。
滑落の悲惨さからか、当時、ウィンパーはスイス当局の査問委員会に引き止められ、裁判にかけられることになったり(無罪)、タウクヴァルター父子が古いザイルを使い、わざとザイルを切ったのではないかと非難されました。

現在、マッターホルンの全ての斜面と尾根は、全ての季節において制覇されています。
女性としての冬季北壁の初登頂は、日本人女性です。
鴫秋子(しぎあきこ)さんは1978年3月女性として初めて、冬の北壁をご主人の鴫満則さんと共に制覇しました。

Dscf0216

マウリチウス教会の鐘を聞きながら、

Dscf0376

チョコレート屋さんへ寄ったり、

絵はがきを購入したり、薬局にてエーデルワイス成分配合(ホントかな?)のハンドクリームを買ったりしつつ、

Dscf0383

メインストリートで開かれている露店を冷やかしたりして、ホテルへ。


Img_0380

途中で、美味しそうな大きなソーセージを店頭にて焼いてたので、購入し、部屋のテラスでマッターホルンを見ながら頂きます!
掌サイズのパンはおまけ。
あぁ、極楽~!!


Img_0386


晩ご飯は、チーズフォンデュ。
結構しっかりお酒が入っていて、お酒がダメな人には酔っぱらって大変かもしれません。
もちろん、皆様ご存じの通り、私達は美味しく頂きました~。

Img_0385

白ワインの後は、「Grapillon Sparkling(グラピヨン)」を。
ノンアルコールの微炭酸飲料です。
「南フランス産赤ワイン品種の100%天然ぶどうジュース」と「スイスアルプスの天然水」を組み合わせた飲み物だとか。
しっかりした味わいですが、微炭酸で爽やか。
お気に入りになり、スイス滞在中は何度か飲みました!

参考

写真:2009年9月21日 ツェルマットにて

「マッターホルン博物館」
料金:10フラン
開館時間:11:00~18:00 ※サマータイム

|

« スイス雑記 その9 スネガパラダイス | トップページ | スイス雑記 その11 朝焼けマッターホルン »

コメント

いけこさま
こんにちは。
スイス雑記2連発に、うだるような高雄での毎日にぐったりとしかけていたのが、急に涼やかな風がふいたようです。
スイス、やっぱりいいですね!

しかし、大きなソーセージがなんともおいしそう!
隣に写っているあわあわの飲み物もステキ!
けっこうしっかりお酒が入っているフォンヂデュもなんのその!です(笑)

追伸:こんなブログもやっております。
もしよければ遊びに来てください!

投稿: けんこう | 2010.06.09 18:58

こんにちは、けんこう様

スイスはこの時期は半袖では涼しいほど。
ですが、お天気に恵まれて、テラスで頂くビールは最高でした!
お店で飲んでいるお客さん達も、店内ではなく、皆テラス席へ。
スイス、いいですよ~!
ビールもワインも安くて、そして、美味しいのです!
九月末頃はちょうどオッターフェスタ、新酒の解禁で街中は様々なビールで溢れます。
是非ともお出かけ下さいませな。

追伸:ブログ、日参してにまにましてます。
きゅーん、かわゆいよぅ。
逢いたいよう。今度は読み聞かせするんだー!
ですが、コメントの皆様ママさん達ばかりなので、コメントに気後れが・・・。

投稿: いけこ | 2010.06.10 15:40

fuchsってチョコレート屋さんは知らないです!
スイスのチョコレートは食べてみたい!
絶対美味しいにちまいない!!
食べました?
どうでした?

ソーセージの外帯、素敵です。
とっても素敵です。
本場って感じですね。
美味しそう!
夜はチーズフォンデュ!
チーズ!!
たまらんです!
お酒が効いてるんですか?
ニンニクは?
もう、本場で食べられるなら、お酒だろうがなんだろうが。
たまらんです!
チーズおかわりしたい……

投稿: 外付け胃袋 | 2010.06.10 23:15

こんにちは、外付け胃袋様

チョコはとっても美味しかったですよ~。
ビターのより、ミルクが好きなのです。
こちらでは、マッターホルンの形をしたチョコを買いましたの。
http://higasiyama-zakki.tea-nifty.com/blog/2009/11/post.html
で、私の手に乗っているボケたチョコがそれです(笑)。
出来たて生チョコは、ホテルで食べちゃいました。

ソーセージは、皮しっかり、噛むとホントにぶちって音がします。
お肉は塩味が少しキツイですが、ビールに合う合う。
美味でございましたわ~。
チーズフォンデュは、ここのお店は入ってませんでした。
たーっぷりチーズで、これで2人分はお得です。
うふふ、これもワインと合うのです。
ですが、外付け胃袋様、酔っぱらっちゃうのではと心配なのです~。

投稿: いけこ | 2010.06.11 14:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84623/48565883

この記事へのトラックバック一覧です: スイス雑記 その10 マッターホルン博物館とツェルマットの街にて:

« スイス雑記 その9 スネガパラダイス | トップページ | スイス雑記 その11 朝焼けマッターホルン »