« 端午の節句 | トップページ | 平等院の藤2010 »

2010.05.06

上賀茂神社 賀茂競馬(くらべうま)2010

5月5日の端午の節句は、半袖でも汗ばむほどの陽気でございました。
端午の節句に、上賀茂神社にて行われる競馬(くらべうま)は、その暦に相応しく勇壮です。
そして、こちらも15日の葵祭の前儀です。

Img_0590

馬場は、新緑が眩しいです。


Dscf3447

神様も頓宮にお出ましされ、競馬をご覧になります。

Dscf3435


始まりは、六本の剣鉾が立てられ、三本勝負を見終わったら、このように伏せられます。
この合図は、神様はもう十分ご堪能されたという意味だそうです。

Img_0549


賀茂競馬は、平安時代の寛治七年(1093)堀川天皇が天下泰平・五穀豊穣をご祈願のため5月5日の節会に、宮中の武徳殿で開催されていた行事を賀茂神社に移されたとされています。
乗尻(騎手)が、左方「赤」と右方「黒」の二組に分かれて行います。
衣装は当時武徳澱にて行われていた近衛府の武官が装着した舞楽衣装を。
左方は打毬楽(たぎゅうらく)、右方は狛鉾(こまぼこ)の装束です。

競馬の前には、このようにして、乗尻(のりじり)が馬の性質を理解する為や馬自体が馬場に慣れるように、
「三遅(さんち)」「巴」「小振」の儀を行います。


Img_0551

Img_0573

Img_0570_2

木製の和鞍など古来の馬具を使用し、乗馬法は「賀茂悪馬流」と伝えられています。
代々賀茂県主一族が勤めています。
一番のみは倭文庄(しどりのしょう・左方)が先に走り、金津庄(かなづのしょう・右方)が追い、左方が必ず勝ちます。
二番以降は、競り合いを勝したもの。
必ず、前乗りにて勝った方が先に出馬し、後方がそれを追うようになっています。
「勝負の楓」の前までに、後馬が、先馬と一馬身を詰めるか、追い抜くかしたら、後方が勝ちとなります。
現在は六番勝負です。
「合うたー(馬ぞろえが合った)!!」の掛け声も勇ましく、馬場を一気に駆け抜けます。



今年は、引き分け。
左方が勝つと、豊穣を約束されるとのことですが、引き分けでは、神様だけでなく下々も頑張れ!との事なのでしょう(笑)。


参考

写真:2010年5月5日 上賀茂神社

|

« 端午の節句 | トップページ | 平等院の藤2010 »

コメント

これから始まる大レース♪
コータローって馬は走らないのですねー。
マキバオーの方がわかりやすかったかな?

やはり写真と動画の対比が面白いです。
動画は、馬、ですのに、写真はキレイに走る姿が撮れていてグー。
スポーツモードのおかげ?
で、思ったんですが、お馬さんは日本の古来種?なんでしょうか?
サラブレッドなんですかね?
日本の馬って力は強いけど小さくてトットコトットコ走るイメージなんですが……

>神様も頓宮にお出ましされ
神様なのに、直にクリアには競馬を見られないのか。
不便なもんだなぁ。
なんて思ったりもして。

投稿: 外付け胃袋 | 2010.05.06 23:21

下鴨神社に続いて上賀茂神社のお写真もかっこいい♪(^◇^)
5日6日は家人がでかけてくれないので京都へ行けずでした(/_T)ヾ(^^;)

投稿: Milk | 2010.05.07 09:34

こんにちは、外付け胃袋様

コータローの方が知ってます。そして、歌えます。
私、幾つやねん・・・(笑)。
マキバオーはアニメ、いや、マンガでしたっけ??
よく知らないです。

写真は、速写モードと連写の合わせ技ですが、動画はいかんともしがたいのです。
難しいです~。
昔は仰るとおり、日本伝来馬での競馬だったそうですが、現在は全てサラブレッドです。
この乗尻と馬たちは、更に、15日の葵祭りにて先触れを務めます。

神様は馬場のほぼ中央にお出ましされます。
ここは馬場全体を見渡せる、特等席なのですよ~。
ご神体は、神山(こうやま)ですので、山からおいで願うのですね。

投稿: いけこ | 2010.05.07 13:40

こんにちは、Milk様

うふふ、お褒め下さいまして、有難うございます~。
あら、昨日はお出かけされずでしたのですか。
午前中はお天気もよかったので、どちらにお出かけかしら~?と思ってました。

投稿: いけこ | 2010.05.07 13:42

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/84623/48279064

この記事へのトラックバック一覧です: 上賀茂神社 賀茂競馬(くらべうま)2010:

« 端午の節句 | トップページ | 平等院の藤2010 »