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2009.12.25

香港雑記 その11 マカオ(大堂・大堂広場~聖ポール天主堂跡~モンテの砦~聖アントニオ教会)

マカオで街歩きをする際、沢山のアズレージョ(タイル)で作られた道路標識を目にしました。
(何故か写真に撮ってませんでした・・・)


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他にも、このようなアズレージョの噴水などが有りました。
この図案は、大航海時代のマカオの様子でしょうか。
帆船が沢山見えますね。

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てくてく登って、大堂広場へ。
丁度お昼休み(13時~14時くらい)だったので、大堂は閉まっていました。
ですがお陰で、セナド広場の混雑から開放され人の少ない写真が撮れました。


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一旦セナド広場に戻って、聖ポール天主堂跡へ。
途中は沢山のお土産屋さんが並び、歩いているだけで、試食でお腹がいっぱいになります。
ポークジャーキーやジンジャークッキー、エッグタルトなど盛りだくさん。
しかし、暑いし、口の水分を全部持って行かれるんですけどー!!
冬の方が楽しめますね・・・きっと・・・。

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聖ポール天主堂跡が見えてきました。
手前にあるオブジェは、中国人女性がポルトガル人に蓮の花を手渡している像です。
ポルトガルと中国との友好記念碑だそうです。マカオ返還の記念でしょうか?


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とにかくこの辺りは人が多く、人の入らない写真を撮ることが全く出来ません。
(今までもそうでしたけど・・)
中段の大きい像は、聖母マリア像です。
その下は、イエズス会の聖人像だそうです。
わかりにくいですが、下段中央左がイグナチウス・ロヨラ、右がフランシスコ・ザビエルだそうです。

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この写真を後で見て、あれっと思ったのですが。
私、高校がカトリックミッションスクールでした(更に、イエズス会関係)ので、ちょっと気になりました。
写真の中央下、"MATER DEI”と掲げられています。
ラテン語で「神の母」、つまり「聖母マリア」と書かれています。
でも、この天主堂の名前は、「聖ポール」、つまり異邦人への伝道者「聖パウロ」。
何故???伝わり間違いなのでしょうか???

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実は、この前壁の中に、江戸時代、キリスト教弾圧から逃れてきた日本人が造ったのではないか、
と思われる箇所が二箇所あるそうです。
(世界ふしぎ発見というテレビで知りました)
一つは、聖母マリア像がいらっしゃる窓枠に菊の紋章が描かれていることだそうです。(わかりにくいですが)
もう一つは聖母マリア像の右、七つの龍頭を持つ悪魔が描かれていて、
それを聖母マリアが踏みつけているという意匠です。
この悪魔はキリスト教を弾圧した徳川家康なんだそうですよ。

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聖ポール天主堂は、度重なる火災により、今ではこの前壁しか残っていません。
映画か何かの書き割りセットみたいですが、当時はコレジオもあり、さぞ壮大な天主堂だったのでしょう。


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この前壁の奥には、天主教芸術博物館および地下納骨堂があります。
江戸時代の日本人キリシタンの骨も納められているそうです。
私は一人だと恐くて、パスしてしまいました。すみません。


さて、ここから、炎天下、山登りです(笑)。
頑張って階段や坂道をてくてく登ります。
気温は既に38度、体温より高いですがな・・・。

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モンテの砦です。
17世紀初頭イエズス会信徒によって築かれた22門の大砲を持つ砦です。
1622年には攻めてきたオランダ軍をポルトガルがこの砲台にて撃退しました。
これによって、オランダはマカオを撤退、台湾へ矛先を向けます。
これが後に台南での鄭成功のお話に繋がるのです。
大砲は全て、海に向かって設置されています。

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なので、こんな事を(笑)。
ホテルリスボアにどーん(笑)!


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マカオ博物館もあります。
ちょっと時間が無かったので、入館していません。
モンテの丘の北西側へ行くと、聖ポール天主堂跡が横から見えるのですが、
ちょうど結婚写真を撮影されていたので、遠慮しました。

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砦へ行く途中には、聖母子像が緑に守られ涼しげに佇んでいました。

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モンテの丘を降りて、聖アントニオ教会へ。
マカオの三大古堂のひとつです。
ここが一番古いそうです。


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十字架にかけられたイエス様が祀られています。


マカオで街歩きをして、凄いなぁと思ったのが、
教会や廟、他にも世界遺産の建物全てに拝観料?が無いのです。
それに、建物内も写真を撮り放題です。
入口に募金箱みたいなのはありましたので、中へ入らせてもらった建物では、私も心ばかりを。
ですが、観光客の中には、机でぐだっと寝ていたり、立入禁止内へ踏み込んだり・・・。
ここはあくまで祈りの場ですし、敬虔に祈ってらっしゃる方もいらっしゃいます。
せめて、帽子は脱げ!中で大声でしゃべるなよ~と思う私はうるさいでしょうか(笑)?
あとは門番や堂守の方には、入るときや出るときには何か、一言とか。会釈とかねぇ・・・。
これは、日本人の感覚なんでしょうかね。むむむ。

ここ、聖アントニオ教会でも、出るときに「Thank you 」と声を掛けると、
堂守(←間違ってますよね、なんと言ったらいいのか・・・)のおばあさんが少し微笑んで、
「再見(北京語)」、「アンニョヒカセヨ」、「サヨナラ」とご自分が知っているさようならの言葉を沢山並べて、送り出してくれました。
何だかとってもじわっとしました。

参考


写真:2009年8月25日 マカオにて

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コメント

もっと中華圏な感じかと思ってましたが、けっこうヨーロッパですね、マカオ。
歴史を感じられるところが多くて面白そうです。
って、台湾でも歴史は感じられるのですが……
結局食い気に走るんだよなぁ。
すみませんです。
>私はうるさいでしょうか(笑)?
そんなことはないかと。
法隆寺でも縄文杉でも後先考えずに名前書いちゃう人種ですからね、我々は。
自分だけでもきちんとしたいものです、はい。
こんどから帽子は脱ぎます、はい。
すみませんでした。

投稿: 外付け胃袋 | 2009.12.28 00:46

こんにちは、外付け胃袋様

あわわわ~、偉そうなこと言ってすみませんっ!
ちょっと気になったものですから・・・。
私は特に信じている宗教というものはないので、「なにごとのおはしますかはしらねども・・・」の気持ちでおります。
何せ、高校はカトリックミッションスクールで神父様に祝福を受け卒業し、大学は仏教で戒名とお髪剃りを受けて卒業ですからねぇ(笑)。
節操なしでございます(笑)。

今回は時間の関係で、世界遺産地区ばかりを廻りましたので、あんまり中華色の無い写真ばかりとなってしまいましたわ。
ですが、一本メインストリートを外れれば、中華色たっぷりでした。

投稿: いけこ | 2009.12.28 14:37

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