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2009.12.22

香港雑記 その10 マカオ(媽閣廟~セナド広場~聖ドミニコ教会~廬家屋敷)

マカオに着くと雨も上がり、香港より更に蒸し暑くなっています(笑)。
短時間の滞在ですので、世界遺産を全部とは無理ですので、
メインをいくつかピックアップして、効率的に廻らねばなりません。

マカオという呼び方は、ポルトガル語です。
中国語ですと、澳門と呼ばれます。
澳門半島(マカオ半島) タイパ島、コロアネ島、両島をつなぐ埋立地コタイ地区からなる、海に囲まれた所です。
清の時代よりポルトガル植民地であったため、中華とポルトガルが融合した歴史的建造物が沢山残り、
30もの世界遺産をもつ観光地域です。
(1999年に中華人民共和国へ返還され、マカオを特別行政区にすることになりました。)
カジノも盛んでして、「東洋のラスベガス」とも呼ばれています。


フェリーターミナルから、10A系統のバスに乗り、まずはマカオの名前の由来となった、媽閣廟へ。

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ポルトガル人が初めてマカオに上陸した際、「ココはなんと言うところですか?」と地元民に聞いたところ、
偶々、この媽閣廟の前だった為、「媽閣廟だよ(マァコウミョウ)」と答えたのでそれがそのまま呼び名となってしまったそうです。
マカオ最古の寺院で、500年以上の歴史があります。


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名物?グルグル渦巻きのお線香が沢山あげられていました。
お祈りをされている方も大変熱心。
道教の廟で、海の女神「媽祖」様が祀られています。
(写真は憚られるので、お線香だけ)

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大殿、石殿、弘仁殿、観音閣、各建物が山に沿って建てられており、弘仁殿が最も古いそうです。
山は岩山、奇岩が多く、このように漢字が掘られていたり、航海の無事を願ったのか、船が描かれている岩もありました。


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媽閣廟の前は、このようなガレ広場があり、真っ赤、真っ黄な廟との対比が面白かったです。


媽閣廟からは、時間短縮の為、もう一度バスに乗り、セナド広場へ。

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青と白の石が波のように規則正しく敷き詰められているカルサーダス(石畳)が美しく、異国情緒たっぷりです。
何だか、アジアに居るとは思えませんね。
広場を囲むヨーロッパ式建築は、旧マカオ市政庁・郵便局・観光局・仁慈堂です。

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後ろを振り向くと、民政総署があります。
こちらは、改装中でして、立入禁止でした。残念です。
こちらの二階は図書館になっているので、是非とも見学したかったのですが・・・。


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パステルカラーが可愛らしい、聖ドミニコ教会です。
マカオで最も美しいと言われている教会だそうです。

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教会内部も優しいパステルイエロー。
心が落ち着きますね。

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優しげな聖母子像が祀られています。
祭壇下に見える白と黒の十字はドミニコ会の紋章だそうです。

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脇にも聖母子像が祭られていました。
信者の方々の祈りの灯火が、暖かく揺らめいていました。

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今度は打って変わって、東洋と西洋の融合、廬家屋敷です。

19世紀後半から20世紀初頭にかけての中国人の大富豪、廬華紹(廬九)が建てた屋敷の一つです。
廬九とその長男、廬廉若が1910年までここに住んでいたと言われています。

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西関(広州)建築様式を基礎に、ポルトガル風の装飾が加わり、モダンなお家です。
随所に東洋、西洋の様々な意匠が施されており、見応えがあります。
文化が出会い、混じる場所という所は、独特の雰囲気がありますね。


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マカオでは、ひょいと細道を入るとこのような素敵な露地もあり、街歩きの醍醐味でした。


参考

写真:2009年8月25日 マカオにて


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コメント

いけこさんが、撮られると、マカオの街も随分キレイにみえますね。
私の記憶の中のマカオは、古い民家の軒先を電線の束がつたっている、なにか物悲しさの漂う街、、、なのですが。
私が最後に行ったのは、返還になる前なので、最近はキレイになったのでしょうか。
それにしても、マカオで図書館に行く、という発想のひと、珍しいカモ !

投稿: 南青山便り | 2009.12.23 09:09

おはようございます、南青山便り様

世界遺産に登録されてから、大通りや、観光地区辺りは電線は地中化?したようですね。
一本路を逸れると、変わらずの電線がございます(笑)。

図書館へは、職業柄と申しますか・・・。
司書をしておりますので、自分の勉強の為といいましょうか。
私、海外では訪れた国や地域の図書館へ必ず参るようにしております。
本は人生の友、その土地の人びとがどのように本と親しんでいるかや、そのお手伝いをしている司書の方々のお話が、大変参考になります。

投稿: いけこ | 2009.12.25 11:01

いけこ 様
そういえば、私も、初めてニューヨークに行った際、空いた時間で、最初に、滞在していたホテルの近くの、ニューヨーク市立の図書館に行きました。
旅行者でも、貸出し可能ということを何かで読んでいましたので、試してみましたら、本当でした。
ホテルに帰って、借りた本をどれだけ読んだかは、忘れましたが、、、happy01

投稿: 南青山便り | 2009.12.25 22:37

こんにちは、南青山便り様

なんと!ニューヨークの図書館は旅行者でも貸出可なのですね!!
素晴らしいです!!
貸出の際は、貸出カードも発行されるのでしょうか?
パスポートの提示とかで良いのでしょうか?

マカオの図書館は見学は出来るのですが、貸出は出来ません。
ですが、移動図書館車と出会いました。
その話はまたアップしますね。

投稿: いけこ | 2009.12.28 14:29

いけこ 様
昔のことなので、記憶は定かではありませんが、
借りる方が不安になるくらい、手続きが簡単だったのだけは、よく憶えています。
たぶん、パスポートか何かを見せ、
住所欄には、滞在中のホテルの住所でも記入したのでしょう。
アメリカの図書館文化のふところの深さが、アメリカを世界一の国にした要因の1つだ、という意見もありますから、スゴイですね !

投稿: 南青山便り | 2009.12.28 18:55

おはようございます、南青山便り様

なんと!流石、アメリカ!懐が深いですわ。
まさに、図書館5原則の「本はすべての人のためにある」ですね。
素晴らしいですわ。
図書カード無しで、パスポート提示で借りられるとは、長期滞在者だけでなく、旅行者にも優しい図書館ですね。
是非ともアメリカに訪れた際は、試して見たいです。

投稿: いけこ | 2010.01.04 11:30

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