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2009.11.09

京都御所一般公開2009年秋

汗ばむような陽気の秋の日。
御所での広い空は、雲一つ無く真っ青で、ほんのり色づき始めた紅葉も良い感じです。
久しぶりですが、御所の一般公開へ行ってきました。

現在の京都御所は、常は非公開です。
御苑のみ公開されています。
正式には、御所を全て合わせて「京都御苑」と言うのですが、私たちは「御所」と呼んでいます。
今年は天皇陛下ご即位20年記念ということで、普段の一般公開では公開されない、皇后宮常御殿や飛香舎を見学することが出来ました。

現在の御所は、里内裏です。
里内裏とは、内裏が災害に遭った際、天皇が有力貴族や皇后のお里へ移られ、そこを仮御所とした所です。
元はもっと西、千本通り辺りに合ったそうですが、度重なる火災により焼失。
土御門東洞院殿と呼ばれた(土御門ですから、摂関家でしょうね)里内裏が発展したものだそうです。
明治天皇が東京へ行かれるまで、こちらが御所でした。

Dscf1113

初公開、諸大夫の間に展示されていました、
「日像纛旛」(にっしょうとうはん)、左が「月像纛旛」(げっしょうとうはん)です。
瑞雲文様、長さ約5.5m、巾約90cmあります。
紫宸殿の前庭に立てられ、昭和天皇の即位式に使われました。

Dscf1115

来年は寅年ですので・・・。
こちらも諸大夫の間、「虎の間」(岸岱作)。

Img_1001

朱塗りの承明門から、紫宸殿を望む。
左近の桜、右近の橘を従えた、最も格式の高い正殿です。
「天子南面す」の通り、南を向いています。
今上天皇は、東京であげられましたが、即位礼など儀式を行います。


呉竹、漢竹のある清涼殿(天皇の日常の御座所@平安時代まで)を通り、「御学問所」に置かれた「威儀者」(いぎのもの)の人形(黒色や緋色の袍を着用し、挂甲・肩当を着け弓箭を持っている)
を見て、御常御殿へ。
御常御殿は、室町時代以降、天皇の日常の御座所とされました。


Dscf1139

ご内庭では、紅葉がまさに盛りを迎えて、日に照り映えていました。

Dscf1138


次ぎに皇后宮常御殿です。
襖絵も優しげですね。


Img_1008

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玄輝門を越えて、朔平門を横目に、飛香舎へ。
南庭には、藤の木があり、飛香舎は藤壺と呼ばれました。
現在もあるかと探したのですが、見つかりませんでした。

その後は、若宮・姫宮御殿をみて、終了です。
※写真あとで追加します。


御所の一般公開は、10日(火)までです。
午前9時~午後3時半まで公開されています。
拝観は無料、宮中の雅を楽しみにお出かけ下さい。

参考

写真:2009年11月7日 京都御所にて


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コメント

最初の画像を見て、錦の御旗だ!と思ってしまいました。
違ったらすみません。
幕末も好きなもんで、興奮しましたです。

で、根本的な質問ですみません。
建物の中には入れるのでしょうか?
靴を脱いで畳や板の間を歩けるのでしょうか?
お庭?から見るだけでも全然かまわないので見たいですが、襖絵なんかは絶対に触らないって文書を提出しますので近くで見てみたいです。
典雅ですよねぇ。
良いです、とっても。
毎年、春と秋に公開されるんですねー。
よーく覚えておきます!

拝観無料!
ありがたやありがたや。

投稿: 外付け胃袋 | 2009.11.10 01:13

一般公開今日までですねA^^;
今年も行くことが出来ませんでしたが
いけこさんのレポートを見て行った気になっておりますヾ(^^;)

投稿: Milk | 2009.11.10 11:29

こんにちは、外付け胃袋様

恐らく錦の御旗、当たりだと思います。

幕末がお好きでしたらば、是非とも御所へ!
蛤御門には、当時の弾の跡が残っておりますし、御所すぐの“清水谷の椋”とよばれる大木は長州藩士の来島又兵衛の討ち死にしたところという言い伝えが。

建物の中には、残念ながら入れません。
下々の者は、お外から建物を透き見でございます(笑)。
順路が決められていて、建物まわりをぐるっと廻って拝観します。
なので、杉戸絵ならば間近で見られるのですが、襖絵はのぞき込まないとちょっと・・・。

無料ですが、防犯のため、入口で手荷物検査があります。

投稿: いけこ | 2009.11.10 13:48

こんにちは、Milk様

他にもアップしていない撮影画像があります。
木曜日デジカメ持って行きますので、どうぞご覧になって見て下さい!
パンフレットも持って行きます!

投稿: いけこ | 2009.11.10 13:49

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