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2009.04.30

愛宕念仏寺・鳥居本・宇治川 新緑

「卯月ばかりの若楓、すべてよろづの花紅葉にもまさりて、めでたきものなり」

(『徒然草』139段)

ここ数日は、まさに緑を愛でに出掛けたようなものでした。

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新緑の滴り、慈雨の歓喜。


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裏の紅に鳥居、表の淡青に青紅葉、迎える夏の襲は若楓。


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山緑を溶かして流すか、滔々と。


参考

写真:2009年4月25日 愛宕念仏寺・鳥居本にて
    2009年4月29日 宇治川、宇治橋よりのぞむ

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コメント

いけこさま
桜が散り、今度は新緑の季節ですね。
緑は、雨にぬれてもいきいきと美しいのがいいですねー。
日本の四季は、4つにくくれないほどに、
細やかな変化があって、本当にすばらしいです!

投稿: けんこう | 2009.04.30 18:46

 いけこさん

 新緑は青々と、川はきらきらと。一つ一つの春の音が輝いて感じられるのを、ほんとに嬉しく思う季節ですね☆
 平等院は幼いころに行ったっきり。藤がこんなにも見事なのですね。GW中ずっともつでしょうか。まだお休み中の計画ができていません。せっかくのまとまったお休み。もったいない過ごし方は避けたいなぁ・・

投稿: あき | 2009.05.02 11:33

はじめまして。しぇるさんのブログから来ました。それにしても、新緑のお写真美しいですね。私、かねてより、新緑の緑は、もしかしたら桜や紅葉より美しいのではないか、と思っていたのですが、兼好さんも同意見と知って安心しました。いけこ様は、国文が御専攻とのことですが、兼好さん以外に、緑を愛でた、和歌や文章ございましたら、御紹介いただけたら嬉しいのですが‥‥。

投稿: S&Y | 2009.05.02 12:28

こんにちは、けんこう様

芽吹きの柔らかさから、新緑の清々しさへ。
夏の緑の勢いがそこはかとなく感じられ、
この時期の緑の美しさは堪えられませんわ。
四季のある有り難さを感じます。
台湾は今はもっと力強い緑いっぱいでしょうね!!

投稿: いけこ | 2009.05.02 14:51

こんにちは、あき様

藤は今年、例年より一週間ほど早いです。
行くなら、今すぐ!!ですよぅ!!
今ならば、ツツジと一緒に堪能できます。
あ、宇治茶スィーツも忘れずにね~!!
暑いので、お帽子かぶって行ってね~。
JR線からでも宇治へは行けますよ。

投稿: いけこ | 2009.05.02 14:54

こんにちは、S&Y様

初めまして、コメント有り難う存じます。
しぇる様からのご縁、とても嬉しゅうございます。

私も、新緑の瑞々しさ、色の鮮やかさに心がひかれ、ついつい写真に撮ってしまいまして(笑)。

古の和歌などには、緑というと、松の常緑を言祝ぐ歌などが多いのですが・・・。
今思いついたのを一首。
「あさ緑 いとよりかけて 白露を 玉にもぬける 春の柳か」
『古今和歌集』巻第一 春歌上 僧正遍昭

もうすぐ葵祭ですので、こちらも。
「祭のころはいみじうをかし。木々のこの葉、まだ繁うはなうて、わかやかに青みたるに・・・」
『枕草子』第二段

源氏物語では、若い玉鬘を若楓に見立てていますね。

専攻が古代~中世でしたので、少々近世あたりは心許ないので、恐縮です。

投稿: いけこ | 2009.05.02 15:16

私も、岩波の日本古典文学大系の索引の巻で調べてみたのですが、「緑」というような引き方では、思ったような文章に出合うことができませんでしたが、いけこ様、さすが、ですね。「わかやかに青みたる」、清少納言は、新緑をこのように表現しているのですね。勉強になりました。とり急ぎ御礼まで。

投稿: S&Y | 2009.05.02 23:59

こんばんは、S&Y様

確かに、緑では少々難しいかもしれませんね。
上代では、青で表現されていることがありますし。
青信号と同じですね。
若楓も植物というより、古典籍では四月あたりの襲の色目で出典されることが多いです。

清少納言の新緑の描写、素敵ですよね~。
彼女の独特の感性は、本当にはっとさせられます。

投稿: いけこ | 2009.05.03 22:19

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