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2009.01.31

當る丑年吉例顔見世興行 その3

ここで、長めの30分の幕間(休憩時間)。
その間に頂くお弁当も楽しみの一つです。
せっかく南座に来たので、南座の中のお店で買いたいなぁと思い、2階席でてすぐの「花萬」さんで「顔見世弁当」を購入。他にも1階や2階にも「花吉兆」や「矢倉寿司」などお店があり、もちろん店内で頂くことも出来ます。ですが、最近の劇場では飲食禁止、滅多に食べられない劇場でのご飯はうきうきしてしまいます。
座席の肘掛けの中に、簡易テーブルが仕舞われています。


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折の包装も、南座の顔見世。

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ぶりの西京漬けに、卵焼き、鴨肉にがんもの煮染め等、あっさり京都らしいお味。
漬け物菜の十穀米おにぎりも美味しかったです。

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この定式幕のおいしいお茶は、1階の売店でのみ購入できます。
パックの外側は紙なのですが、底が耐熱プラスチックになっていて、凹な感じ。
凹んでいる所に、お茶パックが入っていて、外からもんで、好みの濃さにします。
良く考えてあります!!

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2009.01.30

當る丑年吉例顔見世興行 その2

第二 八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)
   湖水御座船の場

佐藤正清/我當  斑鳩平次/進之介
正木大介/愛之助  雛衣/秀太郎

こちらは安土桃山~江戸時代の加藤清正の伝説を元に作られた演目です。
幼少の豊臣秀頼の後見役であった加藤清正は、徳川家康に毒殺されたと言う伝説があり、ここでの佐藤正清は清正、春若君(名前だけで登場しない)を秀頼、北畠家中を家康方と見立てたお話です。

「湖水御座船の場」は、上使との対面を済ませ、琵琶湖の湖面を船で安土城へと帰参する場面です。既に毒酒を飲まされた正清を、北畠家中があれこれと理由をつけ、何度も様子見に来、果ては刺客まで送り込みます。本当は毒がまわっている正清、後見の春若君を助けるため、そぶりを見せません。しかし、段々と毒が回ってき、それでも最後船首にて、「はてうららか~」と決める正清が見物です。

舞台の仕掛けも大がかりで、最初は大きな朱塗りの大船腹を向けてのお芝居、最後は大船がぐるっと廻り、船首にての最後の科白。刺客の潜む鎧櫃や北畠家中の漕ぎ船など、楽しい演出が沢山でした。
今回、特におぉっと思ったのは、定式幕が上がっても、まだ一面浅黄幕に覆われ、舞台が見えません。柝(キ=拍子木のこと)が打たれると同時に、さっと浅葱幕が切って落とされます。そして、現れたのは大船に乗った役者さんたち。目覚ましく、一気に舞台に引き込まれました。

どっしりゆったりとした我當さんの正清、何とも愛らしい秀太郎さんの雛衣(なんと、お琴は義太夫の三味線!!実際には弾いていないのに、三味線に合わせ、いかにも弾いているような様は素晴らしいです)、先ほどの勇ましい五郎とは違い今度は可愛らしい若小姓ぶりの愛之助さんの大介(お化粧でこんなに印象が変わるのですね!!吃驚しました)、あれれ?進之介さんの印象が・・・?ごめんなさい・・・。流石の貫禄の我當さん、うっとりしてしまいました。

第三 藤娘(ふじむすめ)

藤の精/藤十郎

客席も舞台も暗転、真っ暗の中、唄いが聞こえて、ぱっと舞台が明るくなると、中央には大きな松に滝のように枝垂れる藤の花房。華々しい演出に、観客からも「わぁっ」と歓声が上がります。そこに匂うように黒塗笠に藤の枝を掲げた艶姿はなんとも色っぽいのです。

藤十郎さんの、瑞々しい娘っぷりにきゅんとなります。とてもとても御年77歳!とは思えず(笑)。男の不実を怨じてのクドキはしみじみ、近江八景になぞらえての衣裳早替えも艶やか。もう、舞台に飛んでいって抱きしめたくなるくらいでした。


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2009.01.29

當る丑年吉例顔見世興行 その1

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京都に住まいする身としては、一度は行ってみたい“南座の顔見世”
毎年、師走が近づくにつれて、「演目・配役決定」「まねきがあがりました」などのニュースや、南座の前を通る度に見る、まねき看板を見上げながら、いつかいつかと思っていました。
それが、何とも嬉しいことに、念願が叶い、顔見世鑑賞出来ることとなりました。
チケットは何と、千秋楽午前の部!しかも、2階特別席!!あわわ。
(午後の部は当然速効で売り切れです)
しかも、私は歌舞伎初心者・・・。恐れをなしてしまいました・・。
慌ててブログにどうしようとアップ、皆様の温かいコメントやメールに勇気づけられ、
「京都の着倒れ」に恥じぬよう(笑)、朝から着物を着、髪を結い上げ、いざいざ顔見世鑑賞と相成りました~。


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会場は千秋楽という日程もあってか、賑々しく、鑑賞気分を更に盛り上げてくれます。
入口でまずは、イヤホンガイドを借り、番付を購入し、定式幕が上がるのを、いまかいまかと心待ちに、眺めておりました。
席は2階席の最前列、花道を左手に舞台も真正面で全体をよく把握でき、初めて鑑賞するにはとっても良い席でした。3階席の大向こうさん(タイミング良く、役者の屋号などを叫び盛り上げる役)の声も良い感じに降りてきます。

第一 正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)

曽我五郎時致/愛之助
小林妹舞鶴/孝太郎

隈取りもばっちりの伝統的な荒事(豪快な演技)、“曽我もの”です。
“曽我もの”とは、平安末期~鎌倉時代の史実がもとの敵討ちのお話です。

工藤祐経(くどう すけつね)が領地争いが原因で、従弟である配下の伊東祐親(いとう すけちか)、祐泰(すけやす)親子を襲撃、息子の祐泰(またの名を河津三郎)を殺します。
忘れ形見の息子2人(曽我十郎・曽我五郎)は、母親と共に曽我太郎祐信にあずけられ、成人し、
富士山のすそ野にての大巻狩にて、見事父の敵討ちをするというお話です。

「正札附根元草摺」は、鎧を掴んで血気にはやる弟の五郎を、「まだ早い!」と諌める小林朝比奈の妹・舞鶴が、鎧の草摺を掴んで引き留めるという「引き事」の演目。
この舞鶴、もの凄い大力という設定。ですが、それでも押しとどめられず、ならば、色仕掛けでクドキとあの手この手。


舞鶴の「おおこわ!」に、五郎の「それぎりか~」と2人の掛け合いも楽しく、2人がきっと観客へ向かって見得を切るのも大変決まっており、鳴り物に併せて踊る所作もきりっとして、衣裳も赤白の市松で華やかです。
愛之助さんの若々しくきかん気な五郎に、孝太郎さんの凛とした舞鶴。絵看板の通り、五郎のぎゅっと立てた左足親指が何とも粋。


参考

写真:2008年12月26日 京都四条南座にて 「顔見世興行」

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2009.01.28

探索猫

探索猫
チャイはかなり内弁慶。
お外は好きですが、外猫にびくびく。

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2009.01.27

しっぽ枕

しっぽ枕
チャイのしっぽはちと短めなのですが、くるりとうまく枕にします。

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2009.01.20

大寒

大寒
今日は大寒です。
一年で一番寒い日。
こんな日は、にゃんこみたいに寝て過ごしたいですが。
父のあぐらで眠るチャイ。

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2009.01.15

京の街、白く覆う

京の街、白く覆う
今朝も雪にみまわれ、市内は屋根にもうっすら。
舟形が、雪舟形に。
後でデジカメ画像と差し替えますね。

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2009.01.13

どんどん

どんどん
積もってきています。
現在、積雪はくるぶしを越えました!

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真っ白白

真っ白白
職場、積もってました。

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2009.01.10

雪大文字 御所から近衛通

朝起きて、窓を開けると雪大文字になっていました。
雪大文字とは、夏の送り火、大文字の火文字の部分が黒く抜けて、周りが雪で真白になり、
“大”の字が浮かび上がる様子のことです。
雪大文字を見られたら、良いことがあるそうですよ。

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白墨の世界、玄妙なる白銀の大文字。


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大文字に伸びる水轍。


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雪に洗われし京の街、眼前に白き通せんぼ。


写真 1枚目、2枚目御所にて。3枚目、近衛通京大病院そば。

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雪大文字 京大病院そば

雪大文字 京大病院そば
晴れてきました。

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雪大文字 荒神橋

雪大文字 荒神橋
鴨川から。

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雪大文字

雪大文字
今朝は夜に降った雪のおかげで雪大文字が見られました。
雪大文字が、見られると良いことがあるそうです。

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2009.01.07

七草

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今日は七草です。
芹、薺、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
実は職場で一部ちょこっと採取して参りました。
京都北部は少々雪が散り、気分はすっかり
「君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣に 雪は降りつつ」です。

お正月の食べ過ぎに、少し胃を休めるという意味もあるのでしょうね。
無病息災、無事に過ごせますように。

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2009.01.05

コメントバックが遅れています。

コメントバックが遅れています。
皆様、大変申し訳ございません!
コメントバックが遅れています。すいません。今日から順にお返事していきます。
また、皆様へのご挨拶も申し上げますので、今しばらくご容赦くださいませ。
可愛いチャイで、ご挨拶です。

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2009.01.01

謹賀新年

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新年乃始乃 波都波流能 家布敷流由伎能 伊夜之家餘其謄

新しき 年の始の 初春の 今日降る雪の いや重け壽詞

    大伴家持 『万葉集 巻二十 4516番』 巻末最後の歌


新年の寿ぎを申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。


参考

写真:北野天満宮にて。

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