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2007.06.30

上賀茂神社の夏越祓2007

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彼は誰時の長い影連れて、神域へ。


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水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 のぶといふなり
                  (能 「水無月祓」 世阿弥より)

と唱えながら、左→右→左とくぐり、


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左→右→左と体を撫で、ふっと息を吹きかけ穢れを移し、


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風そよぐ 楢の小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける 
        (「新勅撰和歌集夏・小倉百人一首 98番」 従二位 藤原家隆)

橋殿から、和歌を三回唱えられた後、宮司様により、中臣の祓えを唱え、楢の小川へ。


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頭を垂れ、和歌を唱えながらお払いを。

思ふこと みなつきねとて 麻の葉を きりにきりても 祓へつるかな
                  (「後拾遺集 1204番」 和泉式部)

祓った榊を流し、麻布を裂き流します。


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小豆は魔滅(まめ)、氷室の氷に見立てた「水無月」厄払い。

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コメント

日常に流されて新年の誓いも忘れる頃に
図ったように夏越の祓い。

やはり節目節目の行事は大切ですよね。
心が引き締まる思いがします。

参加はできませんでしたがいけこさんのお写真を借りて
心の中でもう一度今年後半を乗り切るために気を引き締めたいと思います。

投稿: Milk | 2007.07.01 09:55

今年も行かれたのですね。

私は夜は無理だったので、
代わりに昼間に行って茅の輪を潜ってきました。

でも、同じ場所でも夜になると幽玄味があって、
なかなか良い感じですね。


投稿: なおくん | 2007.07.01 12:51

おはようございます、Milk様

今年も上半期がもう終了してしまいました。
これまで無事に過ごせたことと、下半期も息災であるようにと。
こういう行事は、仰るとおり気が引き締まります。
心のたがを締めて、今年後半も乗り切りたいと思います。

投稿: いけこ | 2007.07.02 09:47

おはようございます、なおくん様

なおくん様は昼間にご参拝されたのですね。
上賀茂神社へは丁度家の前のバス停から、一本で終点まで。
アクセスが良いので、毎年出掛けています。
今年は土曜日だったため、ここ数年と比べ、境内は凄い人出でした。

投稿: いけこ | 2007.07.02 09:50

いけこさん、TBありがとうございました。
お返しに、こちらからも送ります。

改めてみると、最初の写真が一番神秘的ですね。
いかにも神域らしい、とても不思議な光景です。

投稿: なおくん | 2007.07.02 21:46

いけこ様、こんにちは!

もう夏越の祓ですか、早いなぁ〜。
とっても雰囲気のあるお写真ですねぇ!

一年前の記事に、
 「禊ぞ夏のしるしなりける」
の一首が添えてありました。
(←「なりけり」でしたっけ? あり?)

お写真とピッタリで、いにしえの都人と
時間を共有した瞬間でありました。

投稿: @くみ | 2007.07.03 11:42

こんにちは、なおくん様

トラバ、コメント有難うございます。

一枚目の参道、影が長く伸びて、
宵の路、行き交う人もなんとなくおぼろげで。
粛々と神域へ向かう境界が不思議でした。

投稿: いけこ | 2007.07.03 13:36

こんにちは、@くみ様

ありゃりゃ、変換ミスですわ。
「なりける」が正しいです。
訂正しておきます。
~ぞなので、文法的に~けるで終わらないといけませんよね。

実際にこの和歌は、上賀茂と言うよりは下鴨で詠まれた歌なのです。

投稿: いけこ | 2007.07.03 13:39

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6月30日は一年の折り返し点。各地の神社では半年の穢れを祓うという「夏越しの大 [続きを読む]

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